親父の味
唐突に自慢でもします。
今日は晩ごはんを作りました。
うまくできたのでほめてください。
父親の見様見真似で毎回作ってます。
もう十回ぐらいは人生で作ったかな
一回につき4枚作り置きするので、枚数でいうと40枚。
そう思うと結構作ってきてますね
私の実家では毎週日曜日はお好み焼きというほどで、必ずその日は父親がキッチンに立ってました。
母親が唯一料理を作らなくて良い夜です。
みんな1枚ずつ食べて、何ならおかわりとかして、それでも次の日の晩御飯でも1人1枚は食べれるくらいだったので、10枚近くは焼いてた計算です。
作ってみてその大変さが分かります。
「人生の楽園」や「笑点」「サザエさん」が流れる夕方のダイニングでは、いつも千切りキャベツの音や豚肉の焼けた香ばしい匂いが漂っていました。
梅干しの入った焼酎を片手に焼いている姿が思い浮かびます。
「うわっ、ひっついた!」とか
「1枚できたぞ〜」
という声が聞こえ、楽しそうなのです。
作り始めたら機嫌がいいのです。
別にいつも機嫌が悪いのかというとそういうわけではないですが、
怒らせてしまうとせっかくのお好み焼きデーがなくなってしまうので日曜日の私達は大人しかった気もします。
気のせいかもしれません。
作るときはいつもそんな日曜の夕方を思い浮かべます。
今日は日曜日だったのはたまたまですが、やっぱりこうやって思い出の料理を作るのはいいものですね。
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