新茶にはホコリがある?
種子島から走り新茶
立春から数えて88日目、八十八夜 今年も新茶の季節がやってきました。
お茶にも100種を超える品種があり、やぶきた種(中生)を基準として摘採の時期が早い遅い(早晩生・そうばんせい)があります。主に地域及び品種特性により、やぶきたより早いものを早生(わせ)品種、遅いものを晩生(おくて・ばんせい)品種といいます。
早生品種には、さえみどり、さきみどり、くりたわせなど。八十八夜を待たずしてお茶屋さんに’走り新茶’として並んでいるのは早生品種にあたります。晩生品種には、おくみどり、おくひかり、おくゆたかなどがあります。
新茶を淹れてみると、甘く柔らかい口あたりと山のお茶畑が連想される新鮮香を楽しむことができます。また、一見ホコリのようにも見える水面に浮くものは、新茶ならではの毛茸(もうじ)という若い芽(みる芽)の毛です。毛茸がたくさん浮かんでいる新茶は、お茶農家さん、お茶屋さんが新鮮で上質な新茶を消費者に届けられる誇りとも言えるわけです。
ぜひ、これからのシーズン通信販売の体制も整っているので、早生品種から晩生品種までたくさんの種類のシングルオリジン茶・合組茶を楽しんで下さい。
新茶のみる芽、毛茸のアップ写真シェアさせて頂きます。
https://www.instagram.com/p/B_hRdMXg98v/?igshid=wi8zqa45xzmn