宇宙杯参加 川柳三句
試着室高見え華奢見え希望見え
しちゃくしつたかみえきゃしゃみえきぼうみえ
年を重ね、いつの間にか確かに似合っていたはずの服が形が色がどうにも似合わくなっている。気に入っていたワンピースもスカートも手放さなくてはならない寂しさ。鏡の向こうの自分に溜息。
服を買いに出かけ、試着を重ねるうちに鏡の向こうに素敵だと思える服に出会えて希望が見えた気がした一句。
春眠と胸はりいつも覚えぬ暁
しゅんみんとむねはりいつもおぼえぬあかつき
春は眠い。春眠暁を覚えずとは耳になじんだ言葉でそれほど春は眠い、眠いのは春だから仕方ない。寝ても寝てもひどく眠いことが多くて春だからと胸を張り惰眠をむさぼる。眠いのは春だけじゃないのだけれど。
瞑想に半眼難し小さな目
めいそうにはんがんむずかしちいさなめ
写真に写ると目がなくなる。私の目は通常一重。疲れると二重の小さな目。普段から開いているのか閉じているのかわからない大きさ。瞑想で半眼(うっすらと目をあける、半分開く)にしたはずが気付くと閉じているなぁと、今朝の瞑想で気づいた一句。瞑想中に気づくのもまたどうかと思いつつ。
宇宙杯、川柳大会に参加させていただきます。よろしくお願いいたします。
宇宙杯は本日4月25日24時まで受付だそうです。
俳句、短歌、川柳、スピンオフも大会の全体の詳細はこちらから。
読んでいただきありがとうございます。 暮らしの中の一杯のお茶の時間のようになれたら…そんな気持ちで書いています。よろしくお願いいたします。