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身近にある奇跡
生育する場所によるかもしれないけれど、だいたい1月末から2月くらい。ガチョウは卵をうみはじめる。
生む前はなんとなくそわそわして、草やら藁を集めだす。
卵を生むのは毎日ではなくて2日か3日にひとつ。生んだ卵は丁寧に草(敷き藁など)を被せて隠してしまう。
鶏は生んだ後、あたためはじめるまでは比較的生みっぱなし。丸見え。
卵はいくつかたまるとあたためはじめる。
あたためはじめると回りに落ちている敷き藁やら草やらを丁寧に丁寧に嘴でつまんでは巣にさしこんでいる。
あたためるのは大抵メス(オスが抱くのはみたことがない)
オスはというと巣の回りに陣取り、近寄るものをけたたましく追い払う見張り役になる。
寒い中にじっと卵を抱いているメスはみていて胸が苦しくなるほど。
抱いている間は水浴びもろくにしなくなるため、だんだんと薄汚れてやつれたふうになっていく。
ちなみにガチョウをメスだけでかっていても年に一度(1個という意味ではなく)卵を生む。もちろん無精卵だからあたためてもかえらない。
もっともつがいで飼っているからといって雛がかえるかというとそうでもない。
なにしろ2022年2月現在7才のフィフィ。うまれてからも毎年、毎年、フィフィのパパ&ママグースの卵をあたためているけれどいまだにフィフィの他に孵るものはない。
フィフィは奇跡のガチョウだと私はこっそり思っている(こんなところに記しておいてこっそりもないけど気持ちとしてという意味で)
奇跡のガチョウの記録!(こっそりなのか?)
そんなガチョウのフィフィを今日も愛してください
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