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アップフェルシュトゥルーデルを作ってみた

アップフェルシュトゥルーデル

下に敷いた新聞の文字が読めるほどに薄く薄く伸ばした生地でりんごを巻いてオーブンで焼きあげるオーストリアのお菓子

その美味しさはたとえようがない

とお菓子の本ではじめて知り、世の中にはなんて素敵な食べ物があるのだろうと子供心にワクワクした

ワクワクしたのだけれど、生地を薄く薄く伸ばすという部分にハードルが高く感じてずっと手を出せずにいたお菓子のひとつ

材料はシンプルで小麦粉に水、サラダ油、卵、少しの塩
まとめて寝かせること30分

布に手粉をふり、綿棒であらかた伸ばしたら手の甲を使ってうすーくうすーく

下に敷いた新聞の文字が読めるほどに…破らないように慎重に

薄く伸ばせたら、刻んだりんごにレーズン、砂糖をふってシナモン

生地に溶かしバターを塗り、巻き寿司の要領でくるくる巻いていく(このために布の上で伸ばす)

※ちなみにラップだとくっついてうまくいかなかった

シュトゥルーデルはドイツ語で渦巻きの意味らしくアップルシュトゥルーデル(りんごを巻いて焼いたもの)以外にも杏やパイナップルなどの果物の他に野菜や肉を包むメニューもあるそう

馬蹄型にしたものは縁起がよくお祝いに

ずっと作ってみたくて、ずっと手が出なかったお菓子
お祝い用のお菓子のレシピを探していてふと思い出した

お菓子だけではないけれど子供のころから今までであきらめたり、先延ばしにしていたり、そしてそれすらも忘れていたことがたくさんある

やってみたかったことがひとつ叶った
また作ろう


読んでいただきありがとうございます。 暮らしの中の一杯のお茶の時間のようになれたら…そんな気持ちで書いています。よろしくお願いいたします。