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理想の大人とは

どうして大人は子供に喧嘩するなって言ったり、物を取り合いしていたら、分け合いましょうなんていうのに、世の中に戦争起こるんだろう。

授業で人が火星にいくとどんなことが起こる?何を考える?というお題があったらしい。

周りの子は火星人と仲良くなれるとか書いていたらしい。

本人は何を書いたんだ?と聞いてみた。

僕は人が火星に行ってもまた何か奪い、満足はしないと思うという話をしたという次男。

人はどうしてそんなに人のものが欲しいのだろうか。
どうして現状に満足しないんだろうか。
地球がダメなら火星にいく。火星に生物が住んでいたらどうする気だろうか。
そのものたちから奪うことになるんじゃないのか。

歴史ではそうやって誰かのものを奪って自分のものにしてきた。
どうして分け合えないんだろう。
どうして対話でなく戦争をするんだろう。

国境なんてなくなればいい。
自分のものが明確になると、誰かのものが羨ましくなり、奪うことになる。
わけるではなく奪うことになる。
互いに、ではなく自分本人になる。

大人は言っている事とやっている事が違う人が多いと思う。

子供を下に見ているんじゃないだろうか。
子供だから何か教えようとする大人がいる。
そして子供は何も知らないと思っている人が多いように思う。

子供は大人にはないものを持っている。大人が忘れてしまったものを持っている。
大人が気づかないものを知っている。

そんな子供を下に見て、子供から学ぼうとしない人が多いと思う。

人生長く生きていることだけが偉いのではない。年齢を重ねることが学びが深い事とイコールになるわけではない。

誰からも何からも学びはある。それに気づいた人だけが成長できると思う。

今日も授業の内容から人生観になった。色んなことを気づく事ができる次男、色んなことをかんがえる次男。

わたしは彼から色んな事を学んでいる。
そんな家族がいる事は私にとって嬉しいこと。

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