災害ボランティアセンターについて 〜災害支援を考えている皆様へ〜
こんにちは。八幡浜市社会福祉協議会です。今回私からは『災害ボランティアセンター』について、ご紹介します。
豪雨や台風による浸水や土砂災害、地震と津波、雪害…近年、毎年のように全国各地で様々な災害が起こっています。八幡浜市も例外ではなく、平成30年7月豪雨では多くの世帯が被災しました。
そのような中、『災害ボランティアセンター』という言葉を耳にする機会も増えたのではないでしょうか。
『災害ボランティアセンター』は、災害が発生した際に被災地に設置されます。一般的には、普段から地域住民との関わりをもっている、その街の社会福祉協議会が運営に携わります。そして、被災によって生じた困りごと(ニーズ)を把握しながら、その対応にあたってくださるボランティアを募集していきます。東日本大震災では、全国で約200ヶ所開設し、約150万人がボランティア活動を行いました。
災害ボランティア活動は、ボランティア本人の自発的な意思と責任により、被災地での活動に参加・行動することが基本となります。そのため、事前に可能な限り情報収集を行い、活動に即した身だしなみや飲料等の携行、宿泊の手配などもボランティア自身で行います。情報は、現地の行政や市区町村社協、もしくは全国社会福祉協議会の災害情報ポータルサイト等をご参照ください。
現地に赴いた後は、災害ボランティアセンターの案内・指示を確認しながら、主に以下の流れでボランティア活動を行います。
受付
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オリエンテーション
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マッチング・グルーピング
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資材の貸出しと送迎
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現地で活動
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活動報告
災害ボランティア活動で大切になるのは、被災した方やその地域を主体とした支援を心掛けることです。被災者に寄り添う気持ち・姿勢で活動しましょう。
また、コロナ禍の今、県をまたぐボランティア活動は難しい現状があります。直接支援はできなくても、被災者への義援金や被災者支援活動への助成金につながる『寄付』を行うことも、とても大切な活動になります。支援の1つの形として、ぜひご検討ください。
参考ページ
社会福祉法人 全国社会福祉協議会「災害ボランティアをお考えの方へ」
https://www.shakyo.or.jp/bunya/saigai/bora.html
全社協 被災地支援・災害ボランティア情報
https://www.saigaivc.com/