ひとりで生きていくってこと
検査の結果が癌だったと、友人から伝えられてから。彼女の治療方針、病院選びなどなど、オブザーバー的に話を聞いてきた。
彼女はママ友で、同じくバツイチで子を育て上げ、バリバリ働いている。
今回の手術において、身元引受保証人をパートナーにした。この保証人制度は病院によって規定は様々で。この病院は、成人した子供であっても学生であると保証人になれず。彼女のご両親は他界されている為、現在のパートナーが保証人となった。
手術中の立ち合いはパートナー。手術中の万が一の命の選択は子供達、でも、最終決定はそのパートナーさんとした。その辺りの擦り合わせもして、無事手術も終わった。
婦人科系の疾患であった為、検査の時点から、パートナーの有無。関係性などの問診があり。
関係性ってなんだろ?って問診の最中にLINEが来て笑った。
私たちバツイチアラフィフの未来を約束しないパートナーとの関係性って、公にいうとなんなんだろう?彼氏?内縁の夫?セフレ?
また違う友人。
彼女は現在の彼との再婚を、大学生の子供に反対されており、結婚という形にとらわれず、パートナーとして歩んでいくことを決めた。だけれども、同じお墓に入りたいと。お墓の準備を始めた。
なんか、病気に手術にお墓に。
アラフィフの恋愛には生死が付きまとう…
♣︎
そんな前出の入院中の友の暇つぶしで、LINEで会話をしているのだけど。いつも馬鹿みたいに飲んだくれているだけで、私の恋愛観についてはなにも言ってこなかった友。
「青い花ちゃんの恋愛観で、何かあった時に身元引受人になってくれる人なの?」
と、問われた。
身元引受人って、あとどういう時に必要?
逮捕された時くらいじゃないの?
♣︎
配偶者という人がいるならば。
身元引受保証人は配偶者だろうし。配偶者と同じお墓に入るのだろう。嫌だろうがなんだろうが。また命の選択を、配偶者やパートナーに委ねたいかどうか?
もしかしたら。お互い何かあった時に、
連絡すら来ない関係性に身を置いている人もいるかもしれない。人と人として蜜に向き合ったのにも関わらず。。。
私の人生、誰かに面倒見てもらおうなんて思ってない。だけれども、お互い死んだ時くらいは連絡が欲しい。そう思って、私の遺言書みたいなメモ書きに、連絡して欲しい人の名を書き記す。
ひとりで生きていくって
どういうことなのか
ちゃんと考えなくてはいけない
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