スマホのない空間にどれだけの時間居られる?
自分を含め、周りを見渡せば、みんな1台はスマホを持っている。
スマホとともに生きているといっても過言ではないか。
1日に何回スマホをチェックする?
単に連絡を取るためだけではないだろう。
ゲーム?ネットニュース?YouTube?
スマホが無くてはならない。
スマホを手放せない、とその次元まで来ている人は少なくないのではないか。
若者のSNSの使いこなしは半端じゃない。
だからこそ綺麗なもの、意外性のあるものには、
すぐ注目し、「映え」と言い出す。
チラシを配るわけでもCMを流すわけでもない。
勝手に若者がSNSで宣伝してくれて流行るのが今の仕組みだ。
ただ、しょっちゅう手にしているスマホだからこそ、スマホをもたない時間も空間も、より価値が生まれると思う。
ぱっと思いついたのが、映画館での映画鑑賞。
確かに、普段暇さえあれば見ていたスマホを2時間近く見ない状態がそこにはある。
最近は映画さえも公開から少し待てば、会員はスマホで見れたり、DVDをレンタルして見れるようになっているが、個人的には映画館の空間にいる(=スマホを全く見ない)時間を作ること自体に、何か重要さというか面白みというか、うまく言語化できないが価値がありそうな気がしてきた。
自由によって生み出されるものがある以上、制限することによって生み出されるものだってある。
技術革新によって、便利なものが次々と発明されているが、
それによって、これまであったものが失われている事も忘れないようにしたい。
要はスマホをみない時間も作ってみてくださいな。その時間大切にしましょや。ということ。