考え過ぎがちょうど良い
新年三日目。今朝はいつもに増して動く気になれなかった。
ゆっくり起きてから、着替えも何もできず、とりあえず部屋で子供と遊んでいた、最小限の動きで。
ごはんをぼそぼそとつまんだり、音の小さいテレビをぼんやりと観たり。
何をしても動けなくて、「何もしてないくせにダルいとか思っちゃう自分はなんてダメな人間」と思ったのだけど、いやこれって大間違いだと気づいた。
ダルいのは、「ダメな人間だから」じゃなくて、「何もしてないから」だと。方法が間違えてるってこと。
今日の場合は、ゆっくりするより何かを足した方が回復するんだ、何が足りてないのか…と考えた時に、「体が異常に冷えてる」と気づいて、お湯を沸かして熱々のカフェオレを飲んだ。二杯目は紅茶にしようと思ったら切れていて、またカフェオレを入れて、飲んだ。
二杯飲む間に、子供がじっとしてるわけじゃないので、なんだかんだ構ったりごはんあげたり片付けたりしてるうちに、日差しも強くなり、体があたたまって脳も動き出した。
回復の方法を探るのって良いな。
私は考えることで回復するタイプの人間だから、敢えて頭を動かしてる方が楽。「考え過ぎ」と言われて考えを止めようとしたら、中途半端で消化不良で不完全燃焼で大爆発したこと、忘れない。
そういう自分の止められない部分を細かく洗い出していくこと、やる価値ありそうだと思った。止められないを止めない。止めるんじゃなくて、進む方向を間違えないことが大事。
もし止めるにしても、自分のタイミングで。だから、他人様からのアドバイスは、そのまま持ち帰らないで自分らしく落とし込むことがとても重要。自分らしくの基準は、胸が痛んでしまうとか、脳が停止してしまうとか、誤作動が起きた時に進む方向を疑うこと。
これらのことを、細かく丁寧にしていくことで、生きやすさに近づけると思う…そうだといいな…。
どこに行っても、まず自分のやり方を大切にしていれば、そのうち周りも気づくし、そんな周りの反応に自分も気づく。周りとうまくやるために、自分を大切にする。
遠回りが一番の近道だということを心得ておく。