「ハエは世界を救うのか!?」流郷綾乃さん(前編)
汚いし、うるさいし、不快な害虫のイメージが持たれるハエ。ところがこのハエのチカラで世界の食糧危機に立ち向かおうとしている会社があります。
ハエにどんな秘密が隠されているんでしょうか!?
ハエの会社ということですが・・・
ミイナ:
Dooo!堀口ミイナです。今日のゲストをご紹介します。株式会社ムスカの代表取締役CEO、流郷綾乃さんです。流郷さんよろしくお願いします。
流郷:
よろしくお願いします。
ミイナ:
株式会社ムスカ。ハエの会社ってことはわかってるんですが、どんな・・・
流郷:
フードクライシスだとかそういったものに対して解決をするっていう企業なんですけど、何を使ってってハエを活用してっていう所になってまして。
まあゴミですよね。有機廃棄物って言われるもの。
例えばその特に畜産の排泄物とかが得意なんですけど、うちは、そこにハエの卵を落として。そうすると1週間で飼料。餌ですよね。
魚とか鶏とか豚さんが食べる餌になって、でもう一個は肥料になるんですね。
1週間でそのゴミだったものが資源二つできるっていう。それが私たちの今の・・・
って言ってるものですね。それを昆虫を使ってやります。
実はこの「ハエの会社」スタートアップのピッチバトルで最優秀賞を受賞したり、
大手商社と次々に戦略的パートナーシップを結ぶなど今、大注目を集めているんです。
ムスカのイエバエのチカラ
流郷:
この畜産の排泄物の処理っていうのはだいたい微生物の発酵処理なんですね。微生物で発酵をさせて処理をして、でそれ自体はたい肥にしかならないんですよ。で、そこに対して期間が2~3か月くらい最低でもかかって。
ミイナ:
そんなにかかるんですね。
流郷:
かかるんですよ。
ミイナ:
普通だったら。
流郷:
普通だったら。でその2、3か月で、ただ未熟なたい肥なので結構有害な物質が含まれてたり、それを完全に取り除いて製品化レベルにもっていこうと思うと1年から3年間ぐらいその発酵処理をしなきゃいけないんですね。プロセスがすごく長くなってしまうんですよ。
ミイナ:
だから動物のフンを肥料にするためには一年もかかる。
流郷:
売れるものにするために。
ミイナ:
売れるものにするために。
流郷:
そうです。で、それ自体は法律で決まっていて、
畜産糞尿っていうものをその辺に捨てちゃだめですよっていう、野積みをしたりだとかそういったことをしたらダメですっていう法律が日本にはあるんですよ。
ミイナ:
私、フンそのまま肥料になると思ってました。
流郷:
ならないんです。
ミイナ:
ならないんですね。
流郷:
ならないんですよね。だから皆さん本当にそこに対してコストをかけながら
処理をしているっていうのが現状で。2、3か月だとただで配り歩くしかない肥料、未熟なたい肥なので、畜産農家さんの周辺の農家さんに配り歩いているっていうような状態で、うちの場合その処理期間をぎゅっと一週間で。一年間から三年間完熟させた肥料って言うんですけど。売れる肥料ですよね。売れる肥料以上のポテンシャルがあるって言われてるんです。うちがやっているのはイエバエっていう種類のハウスフライって呼ばれるハエなんですけど。
世界中で一番一般的なハエってぐらいな、ハエ取り紙だとか、ハエ叩きで一番叩かれてるハエだと思っていただいたら。
ミイナ:
じゃあ私も絶対多分見たことのある・・・
流郷:
もうこうやってやってる。
ミイナ:
こうやってやってる。
流郷:
ハエなんですけど。そのハエをうちが活用しているんですけどね。で、それ(ハエ)がやっていることっていうのは消化酵素によって分解してるんですよ。で卵から孵化するじゃないですか。ハエの卵から幼虫に孵化するんですけど、幼虫って人間の胃が反対向いてるような感じなんですよ。だからごみの上を練り歩くんですけど、消化酵素垂れ流しながら練り歩いているっていうような状態。彼らの活動熱によって、一週間でべちゃべちゃだったゴミっていうのがサラサラの肥料になるんですよね。で、それがこれ。これペレット化したもの。
ミイナ:
それがこれ。
ミイナ:
ムスカの有機肥料ですね。何かこうちょっとチョコチップみたいに見えますけども。
流郷:
今、ペレット化してるから。
ミイナ:
確かにサラサラで。
流郷:
匂ってみてください。
ミイナ:
あ、でもなんていうか・・・
元々畜産の排泄物、畜産糞尿だったとは思えない。
ミイナ:
思えないです。
流郷:
匂いでしょ?
ミイナ:
何かむしろ、お庭で苔がむしてる、気持ちのいい苔のにおいぐらいの。本当です。
流郷:
それが一週間で出来るんですよ。
ミイナ:
すごいとしか言いようがない。
流郷:
すごいんです。
ミイナ:
ハエのポテンシャルすごい。なんでそんなに。やっぱ幼虫の活動が・・・
流郷:
消化酵素です。ハエって汚いところにいるじゃないですか。
ミイナ:
そういうこと?
今注目の昆虫業界
流郷:
だから昆虫って今注目されているのは、バイオの分野なんです。もう純粋なる昆虫っていうバイオの分野がすごく注目されていて、昆虫自体の成分だとかそういったところも注目されていてその中の、うちで言うなら餌の中に含まれてるのが、抗生物質の代わりになる効果とかがあって、これ今回餌を持ってきたんですけど。
流郷:
ちりめんじゃこみたいでしょ。
ミイナ:
そうですね、ちりめんじゃこに見えますね。
ミイナ:
これちなみに何なんですか?
流郷:
これは本当に幼虫のそのもの。だからハエの幼虫ですこれ。ハエの幼虫がドライされてる。
ミイナ:
私たちの忌み嫌っているハエの幼虫のドライ。ドライ。
流郷:
そのままドライしている状態ですね。これ本当は粉々にしないといけないんですけど、例えば穀物とかと配合されて飼料になって魚さんが食べたりとかするんですよね。
ミイナ:
で体にいいんですよね。
流郷:
昆虫自体がたんぱく質がすごく豊富ですし、色んなほかの成分とかも
あってヘルシーであるということはあると思います。
ハエから作った飼料のチカラ
ミイナ:
これはもうすでに餌として食べられてるんですか?
流郷:
これはまだ餌としては実証実験の中で、例えば真鯛、鯛ですよね。鯛に与えて、鯛が感染しやすい病気があって、エドワジエラ菌とかに感染しやすいんですけど、わざと感染させる実験とかをやるんですね。
一般の配合飼料与えたものと、ムスカのこのイエバエの幼虫を配合した飼料っていうのを、よーいドンで与えて10日後には一般の飼料の子たち、真鯛たちは死んでしまって、うちの餌を与えた真鯛たちはもうピンピン元気で泳ぎまわっているし、エドワジエラ菌無くなってるみたいな。そういうのが効果として出てたりとかしますし、あとは体が大きくなるんですよ。すごい、平均でも20%ぐらい大きくなったりする。これって養殖業界で1%が数%多くなっただけで「うわー!」ってなる話なんですよ。なんでかって言うと、それで餌代が減るんですね。ようは出荷サイズ一緒じゃないですか。だからそのサイズまで大きくしてしまったらもう彼らは出荷できるんですよね。だから20%ってすごく大きな値で昆虫が世界からすごく注目されてるのってのは、そこなんですよね。そういった大きなポテンシャルがあったりするんで単純にゴミを効率的にマネージできるだけではなくて、出てくる餌とか出てくる肥料とかっていうのもすごくポテンシャルが今の流通されてるものより高いって言うのが一番すごく注目されて、なおかつ海外の昆虫産業とか昆虫テクノロジー企業っていうのはめちゃめちゃ今資金調達が集まっているんですよ。
ミイナ:
何も知らなかったです。
流郷:
ですよね。
海外の昆虫産業は?
ミイナ:
海外どこが強いんですか?
流郷:
今強いとかっていうところは正直あんまりなくて、もう本当にほとんどまだ事業化をしようとしているっていう段階で流通にまでは行っていない状態なので、有名な、大きく資金調達しているところで南アフリカに会社があったりとか。オランダ、カナダ、フランス、そういった私たちと同じウェイストマネジメント分野で資金調達を大きく・・・百何十億とかの額を私たちと同じステージ、うちが2016年12月創業してるんですけど、それぐらいのステージでやってのけているっていうのが海外の資金調達のあまりのすごさというか。
ミイナ:
環境もいいんでしょうね。
流郷:
そうですね、感覚の違いですね。日本はなかなか大変ですっていう感じなんですけど。
ミイナ:
工場はどちらにあるんですか?
流郷:
まだ工場自体は、今工場を大きく建設するために資金調達をしているような状態で、だいたい頑張ってきているのでちょこちょこ目途が立っていて今その土地の選定をしているような状態になります。だから畜産県って言われるところで建設をしていきたいなと思ってますけれども。
*****Dooo*****
もともとはPRの専門家
ミイナ:
流郷さんについてもうかがっていきたいんですけれども、元々は・・・
流郷:
この会社に執行役員でPR戦略を担当するってことでジョインさせていただいたんですよね。そこから去年の七月に代表取締役になり、今に至るみたいな感じですね。短く言うと。うちのムスカでのっていうのはそう。
元々フリーランスでPR戦略とか色んな会社、特にそのスタートアップとか中小企業こそPRがすごく必要だったりするので、要は大手企業さんだったらプロモーション費って結構大きく持っているのでPRで地道なことをしなくても結構ドーンとそのCMでバーンと出たりすると、認知度ガンって上がるじゃないですか。それを中小企業とかスタートアップできないのでじゃあ地道なことを広報戦略としてやるっていうことをやってたんですよね。
CEOになって変化は
ミイナ:
どうですか、元々はPRで入られたっていうことなんですけど、代表取締役になられて何か心境の変化とか。
流郷:
変わりましたね。
ミイナ:
変わりましたか。
流郷:
何か変わらないと思ってたんですよ。正直な話、タイトルとかで私の仕事のモチベーションなんて変わらないと正直思っていたんですけど、責任がすごいです。っていうのももちろんありますし、違った目線でPRを見れるようになったなっていう風なこともありますね。やっぱ経営者目線になったって
いう所ももちろんありますし、あとすごい勉強しました。元々ファイナンスの知識もないので、うちは資金調達だとかしてるような会社でもありますし、その事業を今回していこうとしてたりするんですけど、その元々その畜産の排泄物にすごく詳しいわけでもなければ、ハエに対してものすごい知見があるわけでもないハエが嫌いって言ってるぐらいですから、でも私元々虫がすごく苦手なタイプなのでだからすごくハエ自体を毛嫌いする人の気持ちが分かるから、でも・・・
ミイナ:
むしろ、何かお話聞いてて嫌な奴が実はすごい良いやつだったって話で。
流郷:
ギャップ。
ミイナ:
流郷:
ャップ萌えなんだ。
ミイナ:
ハエに対して。
流郷:
嬉しいですね、ギャップ萌えって言ってくれたらね。本当。ちょっとギャップ萌え使います今度。
ミイナ:
どうぞどうぞ。
流郷:
より多くの方にこの何かハエの魅力って言ったらあれですけれども、
ミイナ:
これまでのPRとかのノウハウを生かして。
流郷:
そうですね。
ミイナ:
どうですか、経営者業は合ってました?
流郷:
合ってるのかどうかって正直今だに分からないですね。今もう皆さんがそのまあここのポジションにいて良いよと言ってくれているのでいるっていうだけで、その元々の考え方というか、元々暫定CEOっていう風な肩書をつけていたんですけど、私たち的にはこの暫定にも結構意味があったりとかして、これ事業フェーズだとか、そのフェーズフェーズ、その上がっていくじゃないですか。スタートアップなので上がっていかなければいけないんですけど・・・
今現状で言うと適切なのが例えば「私」であったとしても、その次の数年後とかは「私」でないことも多々あるでしょっていうのが普通な考え方なので、別にそこ、私自身のタイトルにすごく拘ってることは全くなくて。なんだったら適切な方を引っ張ってきてバトンを渡したいっていう風に思ってるこの事業自体すごく社会性があって、もうフードクライシスもそうだけどゴミ自体の今直近で問題になってることっていうのが課題解決ができるっていうのは素晴らしいことだなと思っていて、もうこれをいかに早く広げていけるか、日本だけじゃなくて世界にもっていう所を思ってるので、そこを一緒になってやれるんだったらもう本当誰がなっても良いっていう風に、誰がどこのポジションになってもいいでしょっていう。
みたいな風に思っているので、何か私がふさわしいかどうかは全然良く分からない今ちょうどふさわしくなるように頑張ってるけれども、もういらないよって言われたら降りますっていう感じです。
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元は旧ソ連の宇宙開発事業
ミイナ:
技術的には元々日本にあった技術なんですか、このハエの(技術)。
流郷:
研究起源から辿ると45年以上になっていて元々は旧ソ連の宇宙開発事業だったんですね。彼らが何をしたかったかって言うとアメリカとソ連が宇宙開発競争をしてた時代なんですけど、アポロで月に有人飛行されたじゃないですか。
そうすると往復で4年かかるんですね。って考えた時に4年分の食糧積み込むわけにもいかなくて、ロケット小っちゃいじゃないですか。でなおかつ4年分の、要は宇宙飛行士さんのうんちとおしっこですよね。どうしましょうっていう問題があって、ロケットの中での今よく言われている循環を回さなければいけなかったんですよね。でその時に色んな生物が試されて最終的に選ばれたのがハウスフライ、イエバエだったという風に聞いています。元々は宇宙飛行士さんの排泄物にイエバエの卵をパラパラっとして、で一週間で処理をして肥料と飼料って言ってるけど、その飼料の部分とかは人間が食べる宇宙飛行士さんが食べる宇宙食としてっていう風に考えられていたみたいです。
ハエを選別交配
ミイナ:
それが日本にやってきた?
流郷:
1991年、ソ連自体が崩壊したじゃないですか。で、その時に宮崎の方なんですけど、うちの前身の企業、宮崎にありまして、うちの創業者の先代にあたる人間なんですけどその方がこの技術っていうのを買い付けてきた。その研究者から買い付けてきたっていうような感じですね。そこから20年、粛々と、うちのハエの特徴的なことって言い忘れてたんですけど、選別交配されてるんですよ。
だから45年っていうのがすごく効いてきていて他の会社が絶対にできないことだったりだとかするんですけれども、選別交配っていうのをやってきてもうすぐ1200世代になるそうです。
ミイナ:
えー、選別交配っていうのはより良いイエバエを生み出してるんですか?
流郷:
処理に対してより良いイエバエっていうことになりますけども、例えば卵から孵化する孵化率が良いイエバエの幼虫を育てるだとか、その孵化してくれてもあまり成長してくれなかったら困るじゃないですか。食いしん坊の幼虫になるように選別していくっていうような感じなんですよね。結構工程たくさんあって、もう結構大変みたいですけれども。
ミイナ:
でも、ムスカの社内にそういう研究者の方がいらっしゃって今でもずっと研究されているっていうことなんですね。
流郷:
そうです。ずっと選別交配を粛々と行ってきているというような状態で、でそれこそその当時受け取った時、受け取ったのは種自体とノウハウ自体を受け取ったんですけど、その時20年もう、20年以上違うので、もう圧倒的ですね。スピードも違う、その処理のスピード違いますし、出てくるこの餌の量、要は孵化率が高くなってるので餌の量もすごく大きくというか、たくさん取れるようになっているっていうような状態ですね。
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フードクライシス・・・動物性たんぱく質の争奪戦
ミイナ:
フードクライシスの問題はね、さきほどもおっしゃっていましたけど中々日本に住んでると実感しにくいところもあるんですけど、その世界的には・・・
流郷:
例えば豚を1kg作り出そうとすると6kgの餌が必要なんですよ。で、そこには穀物だとか動物性たんぱく質だとかそういったものが入っているので、それをまた育てなければいけないっていう所があるので、でその中で一番そのフードクライシスの中でプロテインクライシスっていうのが細分化されてあって、本当にたんぱく質が無いんですね。
特に動物性たんぱく質って結構もう枯渇していて、じゃあ何なのかって
言うと魚粉なんですよ。魚の粉なんですね。だからカタクチイワシとかアジとかを取ってきてわざわざ粉にして、で家畜とか養殖魚に与えてるんですよ。でも、イワシとかアジ食べるじゃないですか。
ミイナ:
食べますね。
流郷:
だからこれを食料にできるとまたちょっと変わるじゃないですか。っていう所とかも色々結構矛盾もたくさんあったりだとか、でもそうしないと養殖魚が育たないっていうのも、要は魚粉を与えないと養殖魚が育たないっていうようなことも事実だったりするので、今それこそ世界の人口ががーっと増加していてその中でも特に中産層って言われるところが増加しているので、肉や魚を皆さん食べる層が増加しているって言うことなので、もうね日本ってすごく食料自給率が低いじゃないですか。その人たちが増加するとそっちに食料が流れていく可能性も本当だったらあるんですね。
ミイナ:
怖!
流郷:
そうなんですよ。
ミイナ:
そういうことですよね。だからその確かに私も中国の田舎とか何か東南アジアの田舎の方ってまだまだみんな米食?やっぱり植物を食べてるっていうイメージなんですけど、これからたんぱく質にシフトしていきますよね。そしてそっちの国のほうが経済力とか人口のボリュームがあった場合に日本に来る前にたんぱく質がそっちに行っちゃうかもしれないっていう。
流郷:
今現状、餌っていう動物性たんぱく質ってなるとかなりの割合で日本は二次で買っているというか。一次の最初の段階で手を挙げられていなくて、そのあと買っている段階が結構もうすでに起こってきていたりするので養殖業界が餌がどんどん高騰してしまっていて、もう魚育てられないんじゃない?とか、そういうレベルまでにもう近々の課題としてなってきますし、要は廃業リスクっていうのもすごく高くなってしまうんですよね。結構一次産業者さんが年齢が高い方が多いので「もう廃業してしまおうか」って考えになって
しまう方も、せっかく土地を持っていたりだとか養殖場を持っていたりだとかしてもすごく今多くなってしまってる現状があったりします。日本は。
ミイナ:
何かムスカがハエカンパニーで終わるんじゃなくてそういう本当に根本から変えていけるような会社になるといいですね。
流郷:
そうですね。実際そういう産業にしていかなきゃいけないなと思っていて、例えば肥料業界、これも全部産業じゃないですか飼料業界っていう産業になってきますし、ただそんな区分じゃなくてもう昆虫産業だっていう所を作っていきたいなと思っていて、もう世界で今私たちの今ではコンペティター(競争相手)ですけど、コンペティターたちと一緒に昆虫産業っていうのをやっぱ盛り上げていって世界をしっかりと根本から変えて行って今矛盾したことをやっているので、もうそれ知らなかったからやらざるを得なかった
んですけど、それをもっともっと変えていきたいなっていう風に思ってますね。