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討論・議論・対話の違い

誰かと誰かがなにかについて話す。 

そのときに、今「討論」なのか「議論」なのか「対話」なのか、というのはけっこう重要に思います。
例えば、一度出した持論を勝たせることに終始しているが、実はその場は「議論」や「対話」の場であり、「討論」の場ではなかった。
そんなことがありそうです。仮にそこで持論が勝利したとして、場の認識が誤っていれば目的は達成されず、実質的には参加者全員が敗北したことになります。

そこで、討論・議論・対話の違いについて整理することにしました。

※なにか認識の齟齬などあれば、ソースと共に指摘をもらえると嬉しいです

討論 - debate とは?

あるお題に対して異なる立場に分かれて意見を戦わせること。
参加者の目的は勝利して持論を通すこと。

例 - 国会討論

議論 - discussion とは?

あるお題に対して意見を出し合うこと。対立構造のニュアンスは含まない点が討論と異なる。
参加者の目的はお題に対する結論を導くこと。

この議論の解釈がけっこう揺れがちで、討論的な意味合いを含める場合と含めない場合で認識する場合があるように思います。

例 - 会社組織でのミーティング

対話 - dialogue とは?

結論を必要としていない話の中で、参加者の目的は相互理解を深めること。

例 - 1 on 1

まとめ


組織において、本当は共通の目的達成を目指した議論であるはずが、部分最適化されていると各自の利益に走った討論になってしまう、ということはありそうですね。

対話に関しては、ふりかえりで各自が言いたいこといえる場や相互に理解できる土壌を作成すること、各自のエンゲージメントを高めて仕事のパフォーマンスを上げるために相互に理解することのために重要となりそうです。


関連資料


ディベート - Wikipedia
「討論・議論・対話」 近いようで全然違う3つの話し方の使い分け方
ボームのダイアログ - Wikipedia

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