成長とマインドセット

成長とは「できないことをできるようにすること」と考えた場合、
今までできなかったことができるように踏み出す必要があります。

できなかったことに踏み出すためには変化が必要です。
変化に向けた行動をとることができるかどうかは、
人間のマインドセットが影響します。

マインドセットには「固定知能観 ( Fixed-Mindset ) 」と「拡張知能観 ( Growth-Mindset ) 」があります。

・「固定知能観」は能力は天性のものという考え方
・「拡張知能観」は能力は伸ばすことができるものという考え方

熟達(Mastery) - マインドセット

成長を段階として分けて考えると

・停滞
・（通常の）成長
・高速成長

があるとします。

固定知能観は変化を嫌うために停滞しやすいです。
仕事で言えば、ひたすらやったことがあることだけをやっていて、
個人でも新たなことを覚えないような状態です。

（通常の）成長は、拡張知能観で、変化を許容するが、
成長している人の中でも成長の速度は特別にはやいわけではない状態です。

高速成長は、拡張知能観で、変化を許容し、
成長している人の中でも成長の速度は特別にはやい状態です。
この状態に影響に影響を与えそうな要素をあげていくと、

・対象を分析する力
・物事を抽象化して捉える力
・対象に対して継続的に取り組む動機を持っていること
・自己の成長を促しやすい人・場所などの環境に身をおいていること

などがありそうです。
このあたりのうち、どの要素の効果が高いのかという点を煮詰めていきたいところです。