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親子のやりとりを通して与えられた制約の中でどのような解決策を導くかという考え方を伝える


ある日のこと。
娘が「来週の漢字テストまで残り期間が少ない、どうしよう」と泣きついてきました。

私は転職活動中で使える時間に制約がある。
娘も習い事その他で使っている時間もあり、この件に避ける時間には限りがある。
この制約の中で、どのように最善を尽くすかという状況です。

よい機会なので、思考発話法的にパパが考えていることを伝えつつ
一緒にこの問題を解決することにしました。

まずは状況の把握をします。

・テストはいつやるか?
・テストの範囲はどこか?
・読み、書きどのような形で出題されるか?

これを確認しました。
また、合格点は 50 問出題で 96 点以上とのことでした。

漢字ドリルの一定の範囲の書き問題だけでることがわかったため、
この範囲を元に私がよみがなだけを書いた問題集を作りました。

そして、どのように学習するかを伝えます。

・まず一周やる
・分からなかったところだけを読んで、書きながら覚える
・二周目からは覚えられなかった問題だけをやる
・あとはひたすら覚えられなかったものがなくなるまで繰り返しです

また、長女はすごく丁寧に字を書くことに時間を使いがちだったので、
あくまで目的は字を覚えることなので、字は雑でいいことを伝えました。

そして、一通り説明した後にこの問題解決の流れを理解できるように。

・状況を整理する
・制約とゴールを理解する
・それらに基づいて、問題集をつくる
・元々できている問題は飛ばし、字は雑に、最短の時間で覚える

という一覧の流れを説明しました。

過去の経験上、こういった考え方自体は体験して説明すると
結構身につけてくれるということもあり説明しました。

そして、本番。
あまり多くの時間を使わずに見事に 98 点で合格しました。

学習の際、1周目でそこそこ間違っていたらしいのですが、3周ほどですべて覚えることができたそうです。
私、今やってる英単語の本、9周目だけどまだ覚えきれないのですが・・・

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