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Growthfaction

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成長と充実を研究する会「Growthfaction」に関わるノートをまとめています
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#成長

ハイスコアガールのハルオ・晶・小春で学ぶ成長の3タイプ

TVアニメのハイスコアガール2が感動の最終回を終え、気持ちが高まっていたこともあり、ハルオ・晶・小春の成長タイプについて分析したくなりました。よくあることですよね。 なお、ハイスコアガールをみてない人は置き去りにする内容なので、ここで離脱を推奨します。 ハルオ - 没頭の努力者 「好きこそものの上手なれ」の努力者を体現するハルオ。 学校生活で秀でた点がない劣等感の裏返しという意味で、他者よりも優れた成果を出すことができる格闘ゲームで満たされる承認欲求の高さがうかがえます

どこからが変態か。変態を変態たらしめる要素は何か

ここでいう「変態」とは普通の状態とは違う。異常で病的とも言える状態。 別の表現をするなら「ネジが外れてる」とか「ブレーキが壊れてる」とかそういうやつです。 ただし、ここでの方向性は「いい方向に」ということです。 何かの領域で圧倒的な能力を誇り、取り組み、成果を出すような人のことです。 どこからが「変態」?どの程度普通ではないと「変態」なのか? 例えば、時間さえあればその取り組み対象について考え、研究し、手を動かすような人です。 例えば、その取り組みにおける苦難さえもニヤニヤ

「やってる感」で停滞している自己を自覚できるかどうか

仕事ができる人になりたいとします。そのために必要だと自分で考えたことを取り組んでいるとします。 ・書籍を読むこと ・勉強会にでること ・ポッドキャストをきくこと など。 ここで気にする必要があるのは、 ”以前に比べて仕事ができるようになったかどうか” です。これを気にしない場合、手を動かして、時間を使っていることによる満足感で 「自分はこんなに頑張っているので成長しているだろう」 と自分を納得させてしまうことはないでしょうか。こうなってしまうと、人一番気持ちや使って

Micromastery

個人ブログで Micromastery の読書まとめをかいたが、どちらかというと note でアウトプットするカテゴリの内容だったなと思い、申し訳程度にリンクだけ残しておく 新たな物事の習得を小さく始め、習熟していくための手法「 Micromastery 」とは?

FORTE さんの「はじめる技術つづける技術」をきっかけに、はじめることについて考えてみた

FORTE さんの「はじめる技術つづける技術」をきっかけに、はじめることについて考えてみた 何かをはじめ、つづけたときに起こる楽しさや機会の増加。 はじめるときに詰まりがちな障壁として何があり、どうのりこえればいいか? つづけるときに詰まりがちな障壁として何があり、どうのりこえればいいか? このような内容が FORTE さんの経験をもとに語られた技術同人誌が「はじめる技術つづける技術」です。 詳細がきになる方は 500 円で購入できるのでぜひ。 はじめる技術 つづける技

FF2 で捉えるネガティブ・フィードバック

ネガティブ・フィードバックは不足点を改善する機会として重要です。 ただし、「自分ができていないこと」・「不足があること」を指摘されたときの反応は人それぞれです。 また、その言葉の伝え方によっても変化します。 そこで、この関係を FF2(ファイナル・ファンタージー2) で捉えてみました。 FF2 は、攻撃を食らって体力が減ると体力の最大値が伸びやすくなります。つまり成長します。 そのため、効率よく成長させるためにあえて仲間同士で倒れないぎりぎりまで攻撃します。 仲間からの攻撃

技術書典6 挫折論への招待 - 寄稿者紹介 - 湊川あいさん #技術書典

挫折論への招待とは? 「挫折論への招待」は、Growthfaction というコミュニティが技術書典6 で頒布する技術同人誌です。 詳しくはこちらをご確認ください 技術書典6 挫折論への招待 #技術書典 みんなの挫折論とは?挫折論への招待では「みんなの挫折論」と称して 25 名の方に以下のテーマで寄稿をいただいています。 ・あなたにとって挫折とは? ・あなたはどのような挫折をし、どうやってのりこえましたか? セイチョウ・ジャーニーを購入頂いた方は、「みんなのセイチョ

技術書典6 挫折論への招待 #技術書典

挫折論への招待とは?「挫折論への招待」は、Growthfaction というコミュニティが技術書典6 で頒布する技術同人誌です。 コミュニティのメンバー5名がそれぞれの経験を元に ・挫折とはなにか ・挫折にはどんな特性があるか ・どうやって挫折に立ち向かうのか ・そのためにはどのような知識・手法があるのか こんなことをまとめている書籍です。 泣ける物語から、具体的な対処法としての認知心理学の話など、 感動から実用までカバーしています。 各執筆者のコンテンツの紹介は以下に

真因と他責の誤解

他責はけしからん、自責で圧倒的当事者観を発揮するのだよ、諸君。 というのはよく聞く話です。 この他責、実は誤認のパターンもあるのではないか、ということを最近感じているので、それについてまとめます。 ビジネスの文脈において好ましくないとされる他責はおそらく以下ではないでしょうか。 ・問題を他人の責任にして、自らは他人ごとを決め込む これは、仮に本当にその相手に責任があってもなくても、同じ組織内の問題を他人事にしている状態が好ましくないという考え方です。 他者の責任だっとし

成長の入り口はどこか?

人は成長する過程で様々な問題を解決する必要がある。 仕事は現状と理想の差を埋めることだ。 能力も現状と理想の差を埋めることだ。 そこには意識的か、無意識かの差はあれど問題解決の側面がある。 だから成長が滞った状態にある場合、問題解決が重要だと考えていた。 ただ、問題に取り組む際に何をどこまで解決可能と考えるかという側面がある。 人の能力は生まれつきの才能によるものであり、努力はしても無駄である。 こういったマインドセットを固定知能観( fixed mindset )と呼ぶが

行動誘発装置としてのコミュニティ

いくつかのコミュニティと関わり、自分でもコミュニティを立ち上げてみて起こったできごとの中で印象的なものとして「何かしらの取り組みが発生しやすい」という大きな利点を見かける機会がぼちぼちとあったので、それについてまとめます。 いきなり 1on1記憶に新しそうなところから触れていくことにします。 nitt-san さん発案の「いきなり 1on1」という社外の人と 1on1 をする取り組みがあります。 詳しくは以下をご確認ください。 『いきなり1on1』を始めた話 - エンジニ

周りにいる人をブーストする方法

周りで関わる人がどんどんステップアップしていく。 そんな経験がここ数年かなり多いので、そこに影響しそうな自身の行動を整理してみました。 問題解決の支援・壁打ちをやる 相手が行き詰まっていること、困っていることに対して質問を投げかけることで解決に導く。 ・解決に必要な情報を提供する 相手が解決したい問題や、今やっていることがより効率的にできることに役立つ情報を提供する。 壁打ち的なアプローチでは答えが出なそうなケースや、自分で考えて得ることができるような情報ではない場合

噂話と組織の健全性

噂話(ゴシップ)というとネガティブな印象があります。 ネガティブなゴシップに関する話題が多いことと、広まりやすいからかと思います。 ゴシップ自体は、噂話の意味で本来はプラス・マイナスの意味を含みません。 ゴシップにはもう一種類あります。 ポジティブなゴシップです。これは前向きなうわさ話のことで、日本語だと陽口(ひなたぐち)というのをたまに目にします。 陽口は造語のようです。 組織にとってのゴシップについて考えてみます。 情報の開示度が低く、コミュニケーションの濃度が低

強みを得る機会の2つの傾向

転職活動中ということもあり、個人のキャリアや強みについて考える事が多いこのごろ。 アピールになりそうな強みはどういった過程で生まれたのか、ということを考えていた。 そして、そこに一定の傾向があることに気づいた。 大きく分けて2つの傾向がある。 1. 自分だけが解決する意志がある場面との遭遇1つ目は「自分だけが解決する意志がある場面との遭遇」だ。 これは、さらにわけると ・そもそも問題に気づいている人が他にいない場面 ・問題には気づいているが解決方法が分かる人が他にいない