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ジンジニア マガジン

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元エンジニアの人事やエンジニアで人事領域に関わる人たちがエンジニアならではの視点を踏まえた人事領域の情報を発信していきます
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2020年8月の記事一覧

【イベント補足】エンジニアを見極める4つの要素と方程式

8/27にLAPRASさんとHERPさんの共催オンラインイベントでエンジニア採用のスキル見極めについてお話をさせていただく機会がありました。 『エンジニアを見極める4つの要素と方程式』というタイトルでお話したのですが時間が足りなく伝えきれてないところもあり、また資料も要点のみ書いているので、補足するnoteを残しておきます。 イベントでのプレゼン資料はこちらです。 このnote単独で読んでも分からない内容なのでプレゼン資料と照らし合わせながらお読みください。 この発表の

深いリファラル採用と浅いリファラル採用

リファラル採用には深いリファラル採用と浅いリファラル採用があると考えています。 これらについてそれぞれ説明し、それを踏まえた上でリファラル採用の運用に関して気をつける点をまとめます。 深いリファラル採用一定期間以上一緒に働いたことがある同僚や、趣味プロジェクトで長期間一緒に開発した友人などです。 スキルや性格が概ね把握できている相手に対するリファラル採用です。 自分から見た相手のスキル・性格に対する認識が概ね正確であった場合なら、自社が求めているポジションの人材像とマッチし

「技術力」の解像度を上げる

こちらのイベントで登壇させていただくことになりまして、その前段として考えをまとめます。 https://lapras.connpass.com/event/185212/ ※主にソフトウェアエンジニアの採用担当者をターゲットとした内容です。 さて、「技術力の高いエンジニア」(この記事ではアプリケーションエンジニアを想定します。インフラエンジニアやQAエンジニア、SREなどは含めません。あしからず)とは、つまりどんなエンジニアを指すでしょうか。イメージしやすいのは「特定のプ

エンジニア採用の技術課題を考える

エンジニア採用難しい難しいと言われて久しいですが、コロナ禍で採用に歯止めがかかった今春の数字でも求人倍率約7倍と高水準となっているようです。 さらに言えば、転職候補者が恒常的に集まる魅力的な企業でも当然のことながら優秀なエンジニアだけが集まるわけではなく、『妥協のない』採用をするために技術スキルの見極めは非常に重要で難しいポイントです。 そこで選考プロセスの一つとして「技術課題」が挙げられます。 技術課題とはエンジニア職における技術課題とは、プログラミング力や設計力、思

多数の会社のエンジニア採用の求人票分析から得たアンチパターン - 2020/08/05版 ※継続更新予定

ここ最近連日他社の求人票分析をしています。 そこから得た好ましくない記載についてまとめていきます。 新たな情報を得たら、追記していきます。 説明力不足・社内にいる人にしかわからない用語が混ざっている  ・例 - 部門名 ・自社のこと、プロダクトのことなど、社内の事情を知らない人が読んでも理解できる文章になっていない ・PM の名称がでてくるが、文脈的に PdM なのか PjM なのかわからない 情報の不足・補足が必要な情報への外部リンクが整っていない ・勤務地がどこか分か

多数の会社のエンジニア採用の求人票分析から得たベストプラクティス - 2020/08/05版 ※継続更新予定

ここ最近連日他社のエンジニア採用の求人票分析をしています。 そこから得た好ましい記載についてまとめていきます。 新たな情報を得たら、追記していきます。 求められる情報の充実・プロダクト、開発の課題が記載されている ・給与モデルが記載されている ・募集背景が記載されている ・求めるレベルが記されている ・仕事の進め方の情報が記されている ・チーム構成に関わる情報が記されている ・会社紹介スライドが添えられている。また、その内容が充実している ・評価制度が記されている ・選考プ