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ジンジニア マガジン

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元エンジニアの人事やエンジニアで人事領域に関わる人たちがエンジニアならではの視点を踏まえた人事領域の情報を発信していきます
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2020年7月の記事一覧

キャリアパスとしてのジンジニア(採用担当)

Sansan株式会社の高橋です。 ジンジニア マガジン の記事として書いています。 「組織としてジンジニア(採用担当)がいるとどう嬉しいか?」ではなく、「エンジニアが採用担当にジョブチェンジするとどうなるか?」という観点で、私の経験をもとに述べていきます。 ソフトウェアエンジニア (以下、エンジニア) としてキャリアを積んでいるが、将来的にはほかの可能性も考えてみたい。という方に読んでいただけたら嬉しいです! 簡単にバックグラウンド・一社目: 中堅SIerでパッケージ

Java と JAVA では印象大違い。求人票の技術用語を正確に記載する必要性

求人票の技術関連の用語の記載が正式名称ではなかったり、半角であってほしいものが全角だった場合、志望度に影響しますか? というアンケートを実施してみました。結果は以下です。 散々話し尽くされてきたトピックではありますが、それでも未だに求人票の記載が不正確なケースはよくみかけます。 なお、この記事のターゲット読者としては、非エンジニアでエンジニア採用をしている人事担当者の方を想定しています。特にこの記載を守れていない状態を叩く意図はなく、直すことが好ましいという情報提供が目

ジンジニアの取扱説明書 - 負の側面編

前回のnoteでは「(エンジニア+人事)ジンジニア」の正の部分にフォーカスしました。 今回は負の部分に着目してみます。言いにくいことだけど書いちゃいます。 将来エンジニアからキャリアチェンジを考えたい方、専門職採用を専門職に任せてみようと考えている方のヒントになれば。 自分のキャリアとしてあくまで人事業務を自分の仕事の中心にした場合で、例えばエンジニア業務がメインで採用業務をサポートする役割などはここではジンジニアとしては扱いません。 人事業務に重心を傾けたキャリアチェン

やはりお前らのジンジニア/エンジニアは間違っている?(前編)

いや間違ってるのお前だから!!! と思いながら読んでいただければと思います。自社のエンジニア採用において、自分が考えていたエンジニア像と現場の求めるエンジニア像の一部に違いがあるなと感じたことがこの問題を考えるきっかけでした。 先日「ジンジニア」コミュニティの1人として参加させてもらった 転職透明化ラジオ の収録にて 21:40 くらいのところで軽く触れたものの、この話についてはまだ自身の中でも十分深めていなかったこともあってお話できませんでした。今日はその件について書いて

やはりお前らのジンジニア/エンジニアは間違っている?(後編)

前回、やはりお前らのジンジニア/エンジニアは間違っている?(前編) にて、エンジニアの中にもどうやら種類がありそう、という話を書きました。 実は下の記事も前回記事を書こうと思ったきっかけでした。 実際に選考で海外の方の話を聞いたときに、自分の国では自身の学歴ではエンジニアになることができず、エンジニアとして働くことの可能性がある日本に就職してみたい、というお話を伺ったことがあります。 この話を読んだときに、よく耳にする 「コードを書かない/書けないエンジニアはエンジニア