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気持ちは次に進んでいく

【活動91日目】

自宅待機生活も4日目。退屈しながらも、帰国の準備を少しずつ始めている。
とは言っても国境も閉鎖しているうえに都市間移動もできないので動けるようになるのは3/31からで首都に上がるまで1週間以上はあるんだけど。
それでも、黙っているとあれこれ考えてしまうので、こういう時は思考を使わず筋肉運動が一番。ということで、まずはそのまま日本に置いてきてもいいかなと思ったものとすぐに使わないものはパッキングしてスーツケースひとつ詰めたところ。

それでも、再赴任したときにまたこの家に住めるかなとか考えてしまう。この家から見える景色が好きで、大家さんの笑顔が好きで、近くに信頼できる日本人の友人もいてくれるから。

私が任地で活動したのは「たったの」2ヶ月かもしれない。
でも、任期はあと1年9ヶ月残っている。任期が残り少ない隊員は、もう再赴任できないかもしれないという気持ちもあるのだと思うと、来たばかりで良かったのかもしれないとも思うようになった。

これは、次の活動を充実させるための下見。
足りないものも、日本で十分に準備してきたらよかったなと気づけたこともある。
それに、帰国している間に各国で活動していた同期の隊員たちと再会することだってできるんだと思うとたくさん情報交換して、次にペルーに戻ってきたときに活かせたらいいなとも思ったりする。

配属先にはいけないけれど、家でできることはたくさんある。
出張もあったので10日間しか活動できなかった3月の報告書も置いていきたいし、
子どもたちが戻ってきた時のために、不安が強い子たちのために心理教育の資料は残していけるかもしれない。

悔しさもあるけれど、マイナスばかりではないと考えて次に備えよう。
まずは、世界中にいる隊員が全員無事に一時帰国できますように。

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