放浪記
母に流浪人と呼ばれたことがあります。
野外で暮らしているわけでも旅をしているわけでもありません。
ただ実家を出てから以降引っ越し続けているだけです。
はっきり言いますと、無駄金を叩いているのです。
決してお金持ちではありません。なけなしの貯めた貯金を延々と引越し資金に使っています。
無駄だと理解しています。
最近コロナの影響もあり都心を離れました。
昨今ニュースになっていますが駅前で宴会をやっている人達にどうしても耐えられませんでした。
そんな中、引越し先がどうしても決まらなかったのですが「退去する」と言ってしまった+電波の悪さと上の音に辟易していたということもありどうしても引っ越さざるを得ませんでした。そして最終的に右往左往して決めかねていた選択の舵きりを、ある日何かに打たれたかののように「やっぱりこれは、左に契約します!」と右に曲がることを99%決めていっていた心持ちの流れだったにもかかわらず、猛烈な勢いで舵を切り替えて今に至ります。
鉄筋古マンションに決めるはずが
新築2年目の木造へ。
前回も木造。上の人、足音うるさかったなあー
今も愛おしくない記憶。
今回。木造だが最上階を選択。
結果
隣のカップル、糞喋る。
申し訳ありません。
糞という言語は公の場で使用しないほうがよいことは心から理解しております。
理解しておりますが申し訳ありません、
糞喋るんです。
四六時中そんなに喋ってて仕事や学校は行かないのか?と訪問して尋ねたいくらいです。訪ねて尋ねていいかい?と尋ねたいくらいです。
防音パネルから遮音シートから遮音機具まで調べはじめて今朝、気付きました。
思えば、最初の一人暮らしの時は軽量鉄骨で下の階の人が深夜にドラムの練習をしていたし、その次には逆に声がうるさいと下の方に注意されたこともあるし、それを受けてその後は隣人とお互い静かになるべく誰にも会わないように出くわさないためのドア開けゲームのようになったこともあるし、鉄筋に住んでみたら隣がDJで夜中に鉄筋の壁を緩やかに越える重低音を鳴らしてきたこともあるし、そう考えたらこの木造の隣の部屋の喋り声なんて........
と
思えないほどにあいつらうるせぇ!
0時からアクセル踏み込むな!!さっきまでのはアイドリングふかしてただけじゃねぇぞ、この野郎!!と誰も言っていないことに対する悪態もつき始める事態です。
分かってます、さまざまなご意見がありますこと。
ならば木造に住むな。
とか
木造住んだら諦めろ。お前が選んだんだろ
など、そしてもちろんお互い様であることも理解しております。
ただ今朝まで引越し以外の対策をとろうとしてたら言いたくなったのみであります。苦言申し立てて申し訳ありません。
そう、引っ越しを延々とし続けてきたわけですからもう一度引っ越そうがエンヤコラなんてこたなさそうに思えるのですが、これが今回引っ越してみたら驚くほど面倒でした。
こんなぁことをよくもまあ2年おき程に定期でやっていたものです。
今回は遠距離でもあったのできちんと引越し業者に発注。今までは一度引越し業者に頼んだ以外自前かほぼ赤帽の方に助けて頂いておりました。
しかし一つ前の部屋に少し長居をしている間に引っ越し力低減。
準備も片付けも進みませんし段取りも悪い。
やはり何にしても慣れと対策がモノを言うようです。
「何にしても慣れと対策がモノを言う」
?
じゃああいつの声にも慣れと対策がモノを言うのか?対策ってなんだ。
結局数十分前の対策調査に私はこのあと戻るのでしょう。
あの日右の舵を左に切り返したことが全ての始まりでした。
ファーストインプレッションは大切に
無理に実行するとだいたいボロが出るものだ。
ではみなさまお元気で。