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テレワークゆり物語 (142)数千円のAIで「もの忘れ」と「三日坊主」対策
最近の困ったは2つ。
薬をよく飲み忘れること。
そして、NHKのラジオ英話が続かないこと。
情けない。このままでは、頭も体も老いて、何もできない「おばあちゃん」になってしまう。
だからといって、スマホのアラームやタイマーをセットするだけじゃダメだ。既聞スルー(?)するに違いないし、第一、面白くない。←そこ?
テクノロジーで課題解決してこそ、IT黎明期を走り抜けてきた、自称「デジタルばあちゃん」の田澤由利ではないか。
デジタルとAIで、一石二鳥をねらうのだ
これからの時代は、やはりデジタルとAIである。だったら「リモート介護」でも大活躍した、AIスピーカーはどうだろうか。
私の実家の部屋には、ずいぶん前に買ったAmazon echo show5がある。
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(起きたとき)「アレクサ、ライトつけて」
(寝るとき)「アレクサ、ライト消して」
(カップヌードル作るとき)「アレクサ、3分経ったら教えて」
の3つぐらいしか使っていない。
しかし、これを活用すれば、出費はゼロ。ちなみに、最新型のEcho Show 5でも9千円以下。モニターなしのEcho Dotなら5千円以下だ。
よし、私の『物忘れ』と『三日坊主』の改善はコイツに託そう。
「アレクサ、おはよう」で、お天気からゴミ出しまで
Amazon echoの設定は、スマホのアレクサアプリを使う。
「スキル」と言われる拡張機能を使うと、むちゃくちゃ便利。しかし、この設定がかなり複雑で、理解だけでも時間がかかる。
大変なほど燃える私としては、それはそれでいいのだが、
デジタル化の問題は「その便利さに至るまでの道のり」であると再認識。
そんなこんなで、こんなの出来ました。
朝、ベットの中から『アレクサ、おはよう』と言うと・・・
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ゴミ出しの日まで教えてくれるなんて、すばらしい。気分を良くして、課題解決に進む。
時間になったら「薬」の確認&「英会話」の開始
私の課題解決のための定型アクションは、こうだ。
朝食と片付け、ゴミ出しなどが確実に終わっているであろう、7時45分。
まずは「薬」。「今、飲みなさい」ではなく、「飲みましたか?」の確認をしてもらう。
頼るのではなく、自分が忘れずに飲むことが基本だ。
忘れず飲んでいれば何よりだし、飲み忘れを防ぐことができる。
そしてすかさず、「ラジオ英会話」が大音量で始まる。
自ら動かない私を、聞かざるを得ない状況にするのだ。
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そして、健康で教養ある、テレワークな一日が始まる
8時になったら、「アレクサ、止めて」といって、朝ドラをみる。
朝ドラが終わったら、デスクについて仕事をはじめる。
9時になったら、バーチャルオフィスに出社して、社員全員の朝のエクササイズをはじめる。
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テレワークな一日の始まりである。