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2024年新潟サクラマス釣り4日目【荒川】

2024年3月17日 新潟県村上市 荒川

情報収集


この日はなるべく広範囲にポイントを見てまわることにした。それまでは花立頭首工より下流の区間を初期のエリアと仮想したうえで「最下流か最上流か」くらいでしか考えることができていなかったためだ。花立頭首工には魚道があるが、すんなりは遡上できない気がした。要は「最下流で海から遡上してきたばかりのサクラマスを釣る」か「最上流で堰堤に行く手を阻まれたサクラマスを釣る」かの二択。かなり大雑把に考えていた。

JR鉄橋付近で地元のサクラマス釣り師の方とお話する機会にも恵まれた。この方はおそらく地元の有名人。情報の精度は高いと思われた。もっと情報を引き出したい気がしたが、その後徐々に三面川にシフトしてしまったため以降はお話できなかった。

他にも聞いた話をまとめると大体以下のようになった。

◯組合員の網にはサクラマスが何本か入っている。この網は主に区間最下流の高速橋より下流に設置されている。
◯釣果も出ている(1人は「2〜3本釣れているらしい」、もう1人は「1本釣れたらしい」)。
◯ただし、海の網にはまだ入っていない。本格的な遡上の時期になると混獲も含めてサクラマスが市場にも出回るらしい。大きさにもよるが、1尾3,000〜4,000円。
◯サクラマスは荒れたタイミングで海から遡上してくる。

まったくいないわけではない。わずかながら釣った人もいる。そんな話を聞けただけで、気分は全然違った。

雨風が強まる中、撤退も考えたがなんとか風裏を見つけることができ、17時55分までロッドを振り続けた。サクラマスを釣るという大きな目標よりも前に、とにかくできるだけ長い時間ロッドを振ることが目的となっていた。

依然として手がかりはほとんどなかった。

JR鉄橋下流。
ブロックが入っている場所もある。
サケ有効利用調査ではそれなりに実績があるポイントだと思うがサクラマスはどうなんだろう。そもそもサケ科の魚とはいえ、サケとサクラマスが同じノリ?なのかどうかわからないが。
夕方は雨。

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