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2024年新潟サクラマス釣り9日目【荒川→三面川】

2024年4月15日 新潟県村上市 荒川→三面川

雪国の春の訪れは静かだ。

サクラマスは桜の開花とともに本格的な遡上を開始するとされている。しかし、いかんせん遡上量は多くない。本当にかれらの目の前に私が投げたルアーが通っているのか。わからないが、川に立たないことには絶対に釣れないことだけはたしかだから、休日出勤となった土日の仕事を終えて新潟へ走った。関越トンネル、迷いを断ち切るようにアクセルを踏み込んだ。

三面川


追加募集に応募していた三面川の遊漁証が届いた。どうにかして故郷新潟の川でサクラマスを釣りたいと、2つの川を行き来することにしたのだ。川釣りなのに完全に沼にハマっている。

三面川のポイントがまったくわからなかったため、朝イチから入ることは避け荒川へ(何もなし)。朝マヅメが落ち着いたであろう頃に三面川へ移動。荒川→三面川間の距離感は車で20分程度。

三面川のゼッケン。
朝は荒川。桜が咲き始めていた。
三面川最下流。
水明橋。


荒川より有望そうなポイントが多い


三面川の方が見るからによさそうなポイントが多い。また、川幅は最下流を除き下流でもフルキャストしてギリギリ対岸に届くか届かないか。「(釣れなくても)確実に魚の目の前を通っているはず」と思うことができればモチベーションは維持しやすい。荒川は川幅が広い場所が大半で、ルアーがサクラマスの目の前を本当に通っているのだろうかと、自信がなくなってくる。

代休で釣行していたため平日だったが、それでも三面川では何人ものアングラーの姿を見かけた。米代川や九頭竜川など、訪れる人が多い川では等間隔でアングラーが並んでいる写真などを目にする。しかし、新潟の川に関しては見える範囲に先行者がいたらわざわざ近くに入って行かない方がよさそうな印象を受けた。入りたいポイントに思うように入れないリスクはあるが、人が来ているということはいくらかは釣れている情報があるということなのだろう。

その上で、実績ポイントを下流から上流まで釣りをしながら見ていったが、4月中旬時点ではまだ下流寄りに人が多いこともわかった。

しかし、結局のところ何もなし。翌日に期待。瀬波温泉の湯に浸かって、車中泊。

瀬波温泉の湯元龍泉。

三面川サクラマス遊漁について

遊漁期間は荒川と同じ。その他、遊漁料金は三面川が900円だけ高い。女性が無料なのは荒川も三面川も同じだが、中学生以下無料の荒川に対し三面川は18歳以下、つまり高校生まで無料ということになる。

また、シーズンを通して結局釣りをしたことはなかったが、三面川は支流の高根川も遊漁区間に含まれている。荒川は本流のみで支流はサクラマス遊漁区間に入っていない。

  • 遊漁期間
    3月1日〜6月15日

  • 遊漁区間
    三面ダムより下流の三面川本流、雲ノ上橋下流端より下流の高根川本流※禁止区間あり

  • 遊漁料金
    20,900円(年券のみ。現場売りなし)※女性および18歳以下無料

  • 募集期間
    1月15日から申込が定員になり次第終了

  • 応募方法
    ハガキまたはFAX

  • 募集人数
    200名

三面川は定員が充足するまで募集を継続する形式。私は2024年は4月に申し込んだ。反対に昨今の不漁からすると考えづらいことだが、可能性としては早々に募集が終わってしまうこともありうる。ちなみに、サケの有効利用調査に関しては逆に荒川が2次募集を行う。※すべて2024年のもので2025年以降変更になる可能性がある。

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