#0 プロローグ「私がヨガを習う理由」
2020年3月。
世界中の誰もが予想していなかったコロナウイルスの世界的感染。
インド、ニューデリーは初期段階は、世界一厳しいロックダウンを施工したにも関わらず、感染者はうなぎのぼりに増えていきました。
12年付き合っているアーユルヴェーダドクターは、「私達は、今までの罪を償わなければならない」とほのめかし、それに妙に納得してしまいました。
人間は、自然をあまりにも無視しすぎているような気がします。
でも、じゃあ実際何をすれば解決するのでしょう。
そんな時に、Achariya Kaushal Guruji と仲介役のみおさんに出会いました。
ロックダウンで、心身ともに疲れぎみの皆さんへと言ってzoomで無料でヨガクラスをされていました。
しかも2か月、毎日。
私はヨガに昔から興味がありました。アーユルヴェーダとは深い関係があるのも、わかっていましたし、何より当社のアーユルヴェーダコースを受けている方はほとんどがヨガの先生やヨガ経験者です。
当社コースの講師、ヨギタドクターもヨガ哲学の博士号を持っています。私自身はアーユルヴェーダの勉強として少し学んだ事はありますが、アシュタンガヨガとその内容を少し履修したぐらいです。
ヨガスートラまでは踏み込む事ができませんでした。
インドのロックダウンに合い、インターネットで何かをしようと模索していた時にグルジに出会い、ヨガをやってみようと思いました。
でも、その時ですら、ティーチャートレーニングコースを受けようとは思っていなかった。
何故か。
すごく深い事がわかってたからです。
アーユルヴェーダも奥が深いです。医学ですし、専門用語はサンスクリット語です。私も、自信をもって説明できるようになるまでに10年かかりました。
でも、ヨガは哲学です。
思想です。これも目にみえない世界。
私は、できるのだろうか。そんな不安がありました。
でも、タイミングって怖いんですよ。
悩んでいた理由が次々と消え、気が付いたら見送ろうと思っていた申込みをしていました。
でも、これも何かのご縁だったのかなと思っています。
閑話休題
このマガジンは、そんなヨガ初心者のインド嫁が、ヨーガスートラを学ぶにあたり気づいた事、理解した事をアウトプットするために書いています。
きちんとやれば#195で終わる予定です。
後から見返して修正したりして、勉強した事を残そうと思って作りました。
読んでいただくのは構いませんが、パタンジャリのヨガスートラもいろんな方が訳されていますので、どれが違うとか正しいとかはありません。否定もありません。
ヨガを通して、自然との調和と、生きやすい方法を見いだせたらな、と思います。マガジンのタイトル、ヨガスートラの旅は、グルジがいつも「インナージャーニー(内なる旅)」というのでそこから取りました。
どんな景色が見えるか、今から楽しみです。
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