ゴール、ゴール、ゴール!①
こんにちは。Tayutoです。
スキをくださった皆様、フォローしていただいた皆様、ありがとうございます。
とても励みになっております。
経営者、または現場でバリバリ活動されているリーダーの皆さまに向けて発信する内容を厳選しています。
ちょっと長めの予感がするテーマなのですが。
これから何回かでお伝えしたい事は、目的、目標、行動計画に関してなんです。
ツリの様なタイトルでサッカー好きの人が引っかかったら嬉しいです(笑)
目的、目標、KGI、KPI、アクションプランなどなど、訳わからん
こう思う方もいらっしゃるのでは?と推測します。
今更聞きづらい、というヤツかも知れませんね。
今回のお話しは、タイトルに掲げた、最終到達のゴールを『目的』としていきます。
さらに、その目的を達成する為の道標(みちしるべ)を『目標』とします。
お気づきだと思いますが、英語と日本語はそのままイコールにならないのがもどかしい所で、辞書で厳密に調べ始めると混乱してしまいます。
目標にも目的の意味にも、goal、objectiveなど重複していますし。
まずは目的、目標
かの有名なピーター・ドラッカー先生(2005年没)が、企業の目的を語った際に、『企業の目的は、顧客の創造である(意訳)』とされてるんですね。
詳細は、多数ある有力な経営学専門家の著書やブログにお譲りしますが、
要は、『たくさん儲けよう』ではなく、『たくさんの人に喜んでもらおう』という事をおっしゃっています。
先に、ドラッカー先生を出してしまったので引用しまくりますと、曰く『目標は絶対のものではなく、方向を示すものである』(マネジメントー課題、責任、実践 より)らしいので、目標のプレッシャーなどは必要以上に感じる意味は無い、と私は理解します。
とかく我々日本人は『目標』は必達すべき、達成しなければならないモノ、としてきたような気がしますので、このワンフレーズは金科玉条とも言えるかもしれません(笑)
ここまでをちょっとまとめますと、『企業の目的=顧客を作り出して、喜んでもらう』ために、目標がいくつか設定され、それが例えば『起業の利益』とかになって、その手前に『売上を伸ばす』とか『費用を適正値に削減する』とかになります。
KGIとKPI
これもブームになって久しいので、『そんなの知っとるわ!』という方も多数だと思いますが、念のため。
KGI: Key Goal Indicators・・・・重要目標達成指標と訳される事が多い
KPI: Key Performance Indicators・重要業績評価指標とされる事が多い
KGIは、それ自体が最終的なモノ=最終目標になります。
一方、KPIはプロセスにおいての=中間目標になるんですね。
ここで、またゴールが目標として使われている…
個人的には、『重要目的達成指標』とした方がしっくりくるのですが、一般的に『目標』と説明されている事がおおいので、また英語と日本語の齟齬の問題か、くらいで流していただき、心の中でKGIの所は『目的』と同義と納得してくだされば嬉しいです。
ちなみに、ダイヤモンド社刊行の『ドラッカー365の金言』(上田惇生氏訳)では、objectiveが目標と訳されてます…
最終的に到達したい点
どちらの指標も途中の指標は変わろうが、未達だろうが、最終地点に到達しさえすればいいんです。
指標の一つがちょっと足りなくても他でカバーできる、とか。
売上の指標の顧客数が足りなくて、客単価でカバー、とかもよくありますよね。
尚、いろんな意味を含んでお伝えしますが、目標達成が目的になっていたら、あれ??ってなります…
本末がすっころび過ぎです。
さて、続きがありまして。
これらの目的や目標、KGI、KPIをクリアしていく為には、何が必要でしょうか?
アクションプラン(=行動計画)という事になります。
次回はそこを。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?