カタカナ語2
【一般常識問題11】
《カタカナ語2》
次の「カタカナ語」について、あ~おのおおよその意味を答えよ。
あ、リスケ
い、イノベーション
う、リノベーション
え、ベンダー
お、ベンチャー
【一般常識解答11】
あ、スケジュールを見直すこと
い、新しい価値を生み出すこと
う、住宅の改修や改良
え、販売会社・自動販売機
お、新しいサービスやビジネスを展開する企業
【一般常識解説11】
リスケとは、英語の「リスケジュール(reschedule)」の略語で、スケジュールを見直す、予定を見直すという意味で使われます。略語であるため、社内で用いられることが望ましいです。リスケは予定の前倒しに対して使われることはほとんどなく、予定変更やキャンセルが必要となった際に使われることが多いです。
イノベーションとは、英語の「innovation」で、「技術革新」と和訳されますがこれは狭い意味であり、英英辞典を日本語訳すると「新しいアイデアや手法の利用」という広い意味を表します。モノ・仕組み・サービス・組織・ビジネスモデルなどに新たな考え方や技術を取り入れて新しい価値を生み出し、社会に大きな革新・刷新・変革をもたらすことを意味します。また、業界トップの企業が、自社製品に対する顧客の意見などに耳を傾けすぎてイノベーションを起こす機会を失い、新興企業などに負けてしまうことをイノベーションのジレンマといいます。
リノベーションとは、英語の「renovation」で、既存のものを修復し、性能を上げたり新たな価値を加えたりすることを意味します。主に建築業界で使われる言葉で、住宅の改修や改良を意味します。リフォームと比べて大規模な改修や改良に使われます。
ベンダーとは、英語の「売り手(vendor)」で、販売会社を意味します。ベンダーの使用例で多いのがITベンダーですが、ITベンダーとは、IT製品(ソフトウェア,システムなど)を販売する企業のことです。また、日本では自動販売機(vending machine)のことをベンダーと呼びます。
ベンチャーとは、英語の「冒険(venture)」が語源で、日本では主にベンチャー企業という使われ方をします。ベンチャー企業とは、独自のアイデアや技術をもとにして、新しいサービスやビジネスを展開する企業のことです。広い意味で新興企業全般を指すこともあります。また。企業内で新規事業や新しい取り組みを始めることを社内ベンチャーと呼ぶこともあります。