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#21 ホームスクーリングの時間
『ホームスクールをあたりまえに生きてる』エッセイ 第21弾
ホームスクーリングの時間
ホームスクーリングってなんだろう?という素朴な疑問から始まります。
はじめに。我が家はアンスクーリングとしていますが、それは、「こういう暮らしってアンスクーリングにあてはまるといっていいな」と思っているから。よく知られている言葉で表現するなら「非学校」的暮らしというわけです。それは、やはりホームスクーリングとは違うな、という感覚があります。もっと丁寧に言うと「違う」と表現するのは正確ではありません。本質的にはまったく同じことなのだけれども、互いにアプローチを始める視点に違いがあるんですね。ですから、互いに語り合うとよく「分かり合える」のだけれども、重視すること、最優先にする観点なんかに違いがあって、その特徴的なところを注目すると、”アンスクーリング”と”ホームスクーリング”の意思の違いが出てきます。
そういうわけで、”ホームスクーリング”といいますと、やはり重視する点としては【学習する姿勢】です。【学習する】それらしき機会は我が家では希少なことになるわけですが、まったく無いというわけではありません。そしてその機会があったときには、ホームスクーリングで大切にされていることと重なります。なぜならアンスクーリングとホームスクーリングをいうホームスクールの在り方は、”個人を尊重する”おこないであり、”個人の尊厳をまもる”おこないであることは共通しているからです。
大前提ですが「学校教育を家庭でおこなう」のは”スクールアットホーム(School at Home)”であり、その主体は学校教育です。学校運営のひとつの在り方と考えます。一方、”ホームスクーリング”の主体は家庭です。家庭それぞれが考え、決定するホームスクーリングのありかたのひとつに「学校の学習課程内容の一部あるいは全部を利用する」場合はあるといえますが、「学校の学習課程を家庭ごとにカスタマイズして全部を履修すること」とは必ずしもいえません。
親が子に勉強を〈教える〉。そんなことはしないほうがいい。だって一般的な親は教師になるための技術を学んでいません。かといって教師になるための技術を知っているからホームスクーリングができる親になれる条件を兼ね備えているともなりません。
家族の一員として、学習を手助けすることはあります。そんなときは私は子に、このような姿勢でいます。
わからないことが出てきたときは一緒に考えよう
なにがどうわからないんだろう
何がわかると、理解できるんだろう
なにを調べたらいいだろう
どこで聞いたらいいだろう
誰に聞いたらいいだろう
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ホームスクールをあたりまえに生きてる
「ホームスクールをあたりまえに生きてる」シリーズを集めたマガジン 2022年5月スタート。 更新中。基本的に全文公開としています。 気に入…
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