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ホームスクールをはじめよう~日本のホームスクール~

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学校との対応や法的根拠など、ホームスクールは違法ではない!普通教育を選ぶ自由です。ホームスクールをはじめる基礎知識の集約。ホームページ対応解説コラムです。
2008年の「ホームスクール宣言」からはじまった我が家のホームスクール暮らしから得た知見をまとめた…
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まなびを楽しむ暮らしをはじめよう

ホームスクールを始めよう~日本のホームスクール~・マガジン はじめに 2018年7月現在、ホームスクール暮らしを始めて11年目くらいになります。こどもは4人。それぞれ個性が強いながらも、共同生活で仲良く暮らしています。よく「キョウダイの仲がいいね!こんなに仲の良いキョウダイは見たことないよ」と言われますが、よそのご家庭のキョウダイ関係を知らないので、実はあまりわかっていません。でも褒めていただけるのは、とてもうれしいです。  私はなんの肩書も職歴も無く、お母さん歴18年です

日本のホームスクール

ホームスクールとはなんでしょうか。  《親と子が みずから選択するまなびのスタイル》のひとつです。   まなびの場、まなびのスタイル(ラーニングスタイル)をみずから選択し、創造することができる家庭それぞれのポリシー(哲学・信念・信条・思想の自由)に基づいています。   ホームスクールは、親の方針にこどもが従うというものではありません。親と子の協働作業ですし、家庭で織りなす物語をいいます。こどもを取り巻くまなびの環境を整えるのが、ホームスクーラー(ホームスクールを実践する親の

教育を選ぶ自由を活用しよう

「義務教育は親の義務であって、こどもの義務ではない。」 簡潔にこういった文面をよく目にします。 間違ってはいませんが、この義務教育の部分を「学校に行くこと」の意味としてとらえている面が目立ちます。

ホームスクール哲学、その原点(その1)

 自分の小学生のころを思い出してみると、今現在の我が家のアンスクーリングという生活スタイルも、もうすでにそのころに種が蒔かれていたことに気づきました。

教育とまなびの道すじは一本だけじゃない

 日本の現行の教育制度では、「学校」しかないと思わざるを得ない状況といえます。ですが、義務教育とは「保護する子女に普通教育を受けさせる義務」のことをいいます。

ホームスクーラーのための学校対応

 オルタナティブ教育とは、ここでは既存の公教育以外のまなびの在り方をいっています。既存の公教育が示している学校とは、学校に時間通りに登校し、並べられた机に着席し、教科書を開き、黒板とその前にいる先生の授業を受け、テストを受け、評価を受け、公教育機関に進学していく、これまで世間一般的に当たり前と思われていた学校教育の在り方のことをいいます。  

自閉症スペクトラムとホームスクール

 4人のこどもとアンスクーリング暮らしです。4人ともそれぞれに特色があります。長女は過共感と言われ、教室の中の誰かが叱られていても自分が叱られたのと同じようにおびえます。長男は自閉症スペクトラムと多動の診断がありました。次男はアレルギーがあり、学校という建物の環境が合いませんでした。次女はキョウダイがみなホームスクールで過ごしている中、幼稚園に行く意義よりも遥かに家で過ごすほうが有意義でした。その感性の繊細さと大胆さはやはりアンスクーリングが適していたとつくづく思います。この

五月雨登校とホームスクール

 ホームスクールは、日本国憲法や教育基本法に基づいた普通教育のひとつのスタイルとして、違法ではありません。ただ日本では現行も普通教育制度に関して、学校教育のみが制度としてはありますが、そのほかの普通教育制度がいまだ整っていません。当時、憲法をつくった人々、教育基本法の改定に携わった人々のなかには、その想定があったと考えられていますが、それに呼応する社会通念が誕生していない…といえるのかもしれません。「ホームスクール制度を受け容れる基盤がまだできあがっていない」未熟な社会という

ホームスクール哲学 原点(その2)

 私のホームスクールの原点を考えるとき、思い出すのは、とある映画の1シーンです。

ホームスクール選択の法的根拠

 日本の教育制度を考えるとき、法的根拠として知っておきたいものに以下があります。 『日本国憲法』 『教育基本法』 『学校教育法』 【ホームスクールは違法ではない】  「ホームスクーリングは違法」「ホームスクールは日本で認められていない」という表現をみかけます。これは「学校教育法」のみに基づいた表現です。ホームスクールつまり自宅で学習することは、学校教育法に定める学習指導要領に沿った学習を履修したものとは認められていないことを意味します。  学校の授業展開は、学習指導要領に

学校に「ホームスクールします」と伝えないでよい理由

 小学校就学前からホームスクールを決めている家庭も増えてきました。わが家も末っ子はいわゆる学校(一条校)へは幼稚園から通っていません。小学校入学時には「ホームスクール」という単語を出さないわけにはいきませんでした。  しかし、ここで大きなポイントがあります。

小学校卒業/中学校進学時からはじめるホームスクール

 小学校1年生から中学校3年生までは、一般に「義務教育」と言われています。小中学校9年間の義務教育期間は、一日も学校へ登校していなくても卒業できます。

小学校からはじめるホームスクール

 小学校入学前にホームスクールをはじめようと決意するご家庭も増えました。小学校時代のホームスクールでは学校とどのような関係性を築き、どのように学校を活用できるでしょうか。この10年を振り返り、書いていきます。

まちなかセーフティネットを創る

ホームスクールのまなびの場所は家の中とは限らない。 机の上とは限らない。街なか、すべてが、まなび場なのだ。 まなび場すなわち、そこに居ることよりも、そこで過ごしている時間の内容を感じることに大きな意味がある。 こどもにとってそこで過ごす時間が、起きている時間に起こる暮らしそのものなのだから。  大人にとって「場所」というのは、それぞれに目的や活用別に使い分けるもので、その場所に応じた態度をとることができるし、遊びの時間・仕事をする時間等々、時間の使い方すら分けてとらえるこ