ウチのゴミの処理については未明になっていることが多い。まず、ゴミ袋をどこに出すかだが玄関から一歩出た所にバケツが用意されている。そこに入れておけということだ。ちなみに、家に入る時に曜日によって入れるゴミが違うなどの説明がされていない。缶はそれほどゴミが出ないから気にしてなかったが、最近になってキチンとした自炊を始めたので缶詰を幾つか開けた。四個ほどビニール袋に入れバケツに入れたら無くなってた。ゴミを出すこちらも気を使うので、例えばスパゲッティソースなどのゴミは洗って乾かし捨て
起きたら白い部屋にいた。四畳半ぐらいの密室だが隅の影ぐらいしか映る物がない。急にモールス信号が聴こえた。耳をふさいでも脳に直接入ってくるようだ。タバコの臭いが鼻をかする。喫煙者ではないので急に嘔吐した。黄色の液体が透明に変わってそのまま床に消えた。何かがメッセージを伝えようとしている。何かだと思ったら自分自身だった。自分自身の憎悪に駆られたのだ。両手の手首から先が落ちた。血が滴るが、消えていく。恐怖は親の顔を頭に映した。目の前の壁に長方形の線が引かれてく。両腕を組まれて壁に投
まだ書くには早すぎるかものネタですのでいっぱいモザイクかけます!応募した15時の段階で「じゃあ、17時に面接に来てください」と言われ、「これはいい仕事だ!」と直感が働いた。以前、ポケットティッシュ配りに関わった時大体こんな具合で「誰でもいいから契約してくれ!そんで明日からやれ!」と進むと仕事はキツイが数ヶ月もつものだ。面接に自己PRやら問題やら。自慢できることありますか?と書いてあったので「映画観た本数なら誰にも負けないです!(誇張アリ)」と堂々としたモノを残した。そこに興味
類は友を呼ぶ、と言うがモテない人が自分の周りに集まる(どちらかというと自分から迎えに行ってる)。そのどちらかというとモテないですよ、というタイプの大学生の先輩アルバイトが今日は話したいことがあるとウキウキしながら僕に近寄ってきた。「僕、ソフレいるんですよ~!」ソフレ(『フッパ』的に言えば「ソフレで検索!」って猫型ロボが言うシーン)ときたら、こっちは男同士の友情を交えた話を返した。あるアル中の友達が俺のドキュメンタリーを撮ってくれと言われて、カメラの前で洗剤を頭からかけたり、女
苔のズーム写真からご覧ください!あのモサモサした物体に枝があり葉がありとは想像もできんものでしょう!事の発端は新宿の世界堂で何か筆を進める何かを探していたのですが、「盆栽ブームが来るぞ!」とピンッと来ました。そのまま、中野ブロードウェイへ行き盆栽の本を探していたのですがありませんでした。何も買わないのはもの悲しいので近いもので、と手にとった苔の本を喫茶店でパラパラとめくり生体顕微鏡の写真で「えーっ!」ってなりました。それから、自分で生体顕微鏡を買うまではネットでアップしている
マッサージ店の話は何べんも書きましたがその数年間でも誰にも口外してない事実です。新宿、歌舞伎町の小さなホストクラブです。よしながふみ先生の著書で知りましたが昔のホストではテーブルの掃除、片付けなどの「ボーイ」というポジションがありましたが僕は「キャスト」として、イチ話し相手として仕事をしていました。最初、ホスト専用のタウンワークをネットで見て、次にその店のマネージャーと面接して「君面白そうだね」ということで受かりました。当時からファッションと化粧の輪に入ってないのに、ホストに
僕は決してグルメではない。しかし、懐の寂しさから安く済ませるということに関してはより知っている。例えば、S&Bのペペロンチーノソースは一袋一人前だが七味とゴマ油を足せば二人前でも味はなんとかなるとか、割り箸はダイソーで買った方が得だとか。できるだけ安く、なんていうのは複数でいてもそうなんだが独りでいるとよりきかす。一度、何か月も前からセッティングした飲み会で旧友を前に今日はあんまり出せないと言ってお前の友情はそんなものかと怒られたことがある。そして、独りだとまずお店に入ること
Wi-Fiの機器の取り換えを勧められた。去年の暮れあたりか、急な呼び鈴と共に出てみたらその人は立っていた。現在使っているWi-Fiも資料に出てて、新しい機器はスピードも上がり基本料金も安くなるという。どうも怪しいと思いつつ契約を進め、後日使っているWi-Fiの解約を申し出た時に質問したら「そちらの会社とは一切つながりがありません」と言う。Wi-Fiを解体してみて端末を確認すると新しく来るWi-Fiの携帯会社とは違う携帯会社であった。一連の流れをその人に説明すると、確かにうちは
不思議体験と書くと「オカルト」だとか「超常現象」が思い浮かびますが、今回の話では日常で起きるかものことなので「珍しい現象」と同義かもしれません。 その日、朝にお店に出勤する前に隣のコンビニでおにぎりを二個買いました。それから仕事が始まり、客商売でもあるのでたまたま忙しい時間が続きお昼ごはんにも手を付けられず夜の九時になっていました。お店を閉店にして、帰りの電車で飲めるように朝行った隣のコンビニにまた入りパックの飲み物を選んでました。と、そこで気づいたのですが朝買ったおにぎり
まず最初に、皆さん全員に合うとは限らないことを申しておきます。 こんにちは。流れ水タワシです。新型コロナが注目されてる中、皆様健康には特に気を配ってますが心の病の方も大丈夫でしょうか。僕から提案できるものがあるはずと思い書いてみますので参考にしてみてください。 一つに「うつ」、最近では大分「うつ病」というキーワードも伝わりやすくなりましたが、その温度での「うつ病」についてケアできる方法があります。今回のケアのやり方はそれぞれ同じ「音楽を聴く」なのですが、自分なりにどの音楽
見世物小屋というものがあった。今の詳しいことは分からないがマツコ・デラックスさんはテレビこそ見世物小屋であると言っていた。今ではインターネットというのがあるおかげで地球が丸いことも、地球を中心に太陽が回ってないことも分かる。サーカスというものを初めて見たのは中学生ぐらいだったか。それまで公文式で『ダレン・シャン』という本を読んでサーカスを想像していた。高校生になると『ブロンコ・ビリー』という映画をたまたま観て、サーカスとはこういうものではないと判断つくようになっていた。今、僕
あらすじ 親が社長を勤めている会社で働く達夫(四十過ぎ)だったが、急な重病に患い社長は死んでしまう。社長の代理で入った者に達夫は即刻リストラされ、無職の中仕方なくウーバータクシーを始める。夜中、初老の帽子を深く被った男性を拾い、目的地まで届けるとその男性が札束を手渡す。一度は断ろうとした達夫だが無理に懐に押し込められ男性は去ってしまう。気を落ち着かせようと車を適当に停め、飲み屋に入る達夫だったが…。 〇昭和のような裏路地 走る達夫。一軒の飲み屋に入りジャケットを椅子にか
大好きなものって結構あるんですけど今回は「映画」に絞って話そうと思います。 そもそも、映画をあれこれ観出したキッカケは「一番怖い映画を観て自分はどう思うか」と考えたところです。ネットで怖い映画ランキングを全部見たりしてから「有名な作品って本当によくできてるなあ」と感じ、他のジャンルの有名な作品も漁るようになりました。 あるバックパッカーを集って録音したラジオで「旅しなくても映画で全部分かる」と聴きました。僕はバックパッカーへのあこがれもありましたが、無理に旅行するより映画
学生の時と学生以降で別々に一つずつ心に残る本がありますが、今回は学生の時に読んだ本を紹介します。角田光代さんの「対岸の彼女」という本です。 学生の時ってグループ意識がより強く出ると思います。僕は正直、「逃げても仕方ない局面」というのはあるように感じ、今辛くて学校に行けないのであれば通信制や定時制に移ることは何ら問題はないと思います。「我慢してでも普通に学校生活を送ること」があの時の「正解」だと後々考える人もいるのは確かですが、僕はそのように考えない人なのでこういう提案を出す
今の世の中、無料、もしくは定額で楽しめる物がすぐ手に届くパソコンやスマホから始めありとあらゆるものがあります。だからといって、有料であったりフリーマーケットのように売り手と直接やり取りするものが必要ないかといわれるとそうではないと思います。 例えば、音楽。Youtubeなどを使えば聴きたい曲はすぐに出てきます。そして、Google Play Musicなど定額制で聴き放題というものもありますが果たしてそれだけで満足してよいのでしょうか。レンタルショップに行くとオススメでコー
東京生まれ東京育ち、郊外とはいえ「ふるさと」と呼ぶにはちょっと大げさなのかもしれない。でも、その僕にも思い出すふるさとの風景があります。 中学生の頃、友達と帰宅するときの坂、木々が茂る路地、「自然公園」という中学生にもなってはしゃいで通って帰った公園。あの時のあの場所の写真は一枚もないけれど、いつでも友達と一緒にいた頃を思い出せます。 今でも東京に住んでますし、その風景は残ったままなのですがあの一瞬一瞬が光り輝いていたのはあの頃だけだったと思います。当時の友達ともたまに会