初おせち作りのあれこれ
煮しめが好きなので、海老芋と京人参、れんこん、こんにゃくだけ炊くことにした。
昨年、母から作り方を教わったんだけれど、醤油ドボドボドボ、みりん、酒ドボドボ、砂糖ぺっぺ、というような感じで全く参考にならなかった。味見もわからなくなるからと2.3回で最後はしない。最後に微調整で入れてそのままフィニッシュ。感覚の人なんだなーと。
で、今年は一人で挑戦。まず材料を買うところから難航。
いつも実家は海老芋だったけれど、京芋、頭芋もある。こんなに海老芋界隈豊富だったのね。
そして圧倒的に海老芋が高い。3.4倍する。全部買って食べ比べることにした。
ちなみに調べると頭芋は海老芋の親芋?らしく、味は変わらないとかなんとか。でも価格差全然違うからなー。京芋は長ぼそい。
我が家の作り方は芋を蒸してから煮るんだけれど、レシピ検索かけてもそんなもの出てこない。
海老芋は周りが煮崩れてネットリしてるところが至高だと思ってたのに、どれもキリッとした断面で粘りが悪として扱われていた。えーそうなのー。
芋を蒸したのを剥くとそれぞれの違いがよくわかる。海老芋が一番皮が薄くねっとり。親芋がその次にねっとり。京芋はアクのせいか剥いたところが緑っぽい。皮も硬い。値段は頭芋と同じくらいなので来年は頭芋と海老芋にしようかな。
カツオで出汁とって煮る。家にだしパックがあったらいいんだけどないからカツオオンリー。果たしてどうなるのか。
芋を加えて醤油、酒、みりん、砂糖を入れて味見をする。
薄すぎた。醤油、砂糖追加。これを繰り返して、母の味わからんくなるから味見しないの意味がわかる。
最後になんだかピンときたのでこのあたりでやめて、15分弱火で炊いておしまいにする。
感覚的には出汁800に醤油大さじ4、酒みりんさとう大さじ2ずつって感じ。途中から大さじがめんどくさくなってドボドボしたからもはやわからん。
ドボドボ感覚で作る料理もたまには楽しい。おせちは懐が広い。