代えがたい味わい サザン・ソウル Clarence Carter
Wiliam Bell が扉を開いたサザン・ソウルを
その健在さを示した Wiliam Bell のアルバム
「This Is Where I Live」(2016年)
引き継いで発展させた直系が Otis Redding なら、傍系が Clarence Carter で、コインの表裏といった感じがする。
Otis Redding は本当に凄いと思うし
I Can't Turn You Loose / Otis Redding Live
大好きなサザン・ソウルの歌手は他にもいる。↓
しかし、今日はどうしても Clarence Carter!という日がたまにある。他では補えない良さがある。
特にアルバム「This Is Clarence Carter」(1968年)と
「The Dynamic Clarence Carter」(1969年) は
素晴らしい。バックの演奏は一級品です。Clarence Carter 自身のギターもとてもいい。
歌もギターもどちらも実に渋く、なんとも沁みるけれど、同時に下世話で、ユウモアにも富んでいる。なんとも稀有な歌手です。
Clarence Carter Live 映像
「This Is Clarence Carter」所収の曲
" Slip Away "
歌もギターも堪らない味わい
僕の聴いた限り、Clarence Carter でつまらないと思った事はない。本当にいい。
「Dr. C.C.」Clarence Carter (1986年)
アルバムを敢えて1枚を選ぶなら、「This Is Clarence Carter 」かもしれませんが
「The Dynamic Clarence Carter」には、盲目 (Blind) の Clarence Carter が歌う
オリジナル "I'd Rather Go Blind" / Etta James Live
The Doors の曲の名カバー "Light My Fire"
Light My Fire / The Doors Live
が入っていて、他とはかえがたい良さがあります。
どちらも名盤だと思います。
(この記事は以前 Instagram (philosophysflattail)に上げたものを手直ししたものです。)
自己紹介の代わりに