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麗しのマッチョ? ーグスタフ・クリムト 【ホロスコープから見る芸術家のひとかけら②】

グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)
1862.7.14  生まれ     Baumgarten Wien Austria                  
(Astro Seek 参照)

※見出し画像:「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」(1907)  
(Artvee.com より)

さて、今日も、

『101人の画家』
著:視覚デザイン研究所・編 早坂優子

を参考に、クリムトをみていきます。


クリムトの簡単な説明はこちら。

オーストリア、ウィーン分離派の画家。
アール・ヌーヴォー様式を取り入れた装飾的な画面構成と、官能性で注目される。
シーレやココシュカらに影響を与えた。

『101人の画家』より


作品画像を見ると、その特徴がわかりやすいと思います。

(Artvee.com より)


代表作の「接吻」(1908) です。

またクリムトは、絵画のみではなく、壁画やオブジェ、風景画などもさまざまな分野で活躍していたそう。

マルチ芸術家ですね。


◎クリムトのホロスコープ


(Astro Gold より)
※ソーラーサインハウス

♊️金星が興味の赴くまま、フットワーク軽く制作をしているようですね。

また、日本画の要素も取り入れるなど、表現方法もいろいろなものを取り入れていたようです。
まず、取り入れてみる。
♊️のいいところが作品に反映されています。


◎気になるのは火星

クリムトは、作品の装飾性や見た目の美しさから、日本でも人気の高い画家です。

ですが、今回気になったのは作品ではなく、

「マッチョだった」

という事実。

心優しいキン肉マン
朝は筋トレ、ジョギングをこな してから朝食。制作は、重量挙げ選手の男性をモデルとしながらレスリングも。ちなみに、モデルの腕をつい、折っちゃいました。貧乏な工ゴン・シーレの 作口を買い、モデルたちの愚痴を聞いてあげる面倒見の良さで 慕われていた。

『101人の画家』より

こんなに繊細な作品を作る人がマッチョ(なヒゲのおじさん)……
いや、マイナスな意味で気になるんじゃなくてですね。

むしろ、そのギャップがいいんですがね。


でも、初めて知った時はちょっとした衝撃がありました(笑)。


で、せっかくなのでマッチョ成分をホロスコープから探してみましょう。

(Astro Gold より)

はい、ここです。

♈️の火星です。

火星は♈️でドミサイル。
その攻撃性や積極性、闘いに向かうエネルギーが、そのまま発揮される配置です。

そして、この火星は♈️内で海王星とコンジャクション
海王星を理想と解釈してみると、

理想へ向かうエネルギーが高い = 理想の体を求めるマッチョマン


となるわけです。


ですが、まぁそれだけではなく。

クリムトの場合は、海王星の表す幻想的な芸術や表現という分野において、理想を求めてずっと走り続けていた様子も読み取れます。


また、クリムトの描く肖像画は「本物よりも美しい」と評判だったそうです。
モデルとなる人物にクリムトの理想が上乗せされ、見るものをうっとりさせる表現が生まれたのでしょうか。

クリムトの作品は、見ていると海王星の世界を体験できるようでもあります。


◎おわりに


他にも、クリムトの生い立ちや、世話好きな性格、美術界に革命を起こしていったことなど、ホロスコープと照らし合わせて面白いところはたくさんあるのですが、今日はここまでにしておきます。

次は、クリムトが影響を与えたシーレなんかもいいなと思っています。
(最近まで上野の東京都美術館で展覧会をやっていました。観に行けばよかったなぁ)



◎追記

ネコたくさん飼っていたというエピソードとホロスコープを関連づけて読んでみたかったけど、わからなかったです(笑)。

ここじゃない?というところがあればぜひ教えて欲しいです。

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