年末なので今年の仕事用ノートについて語りたい
仕事用ノートは毎月1冊使い倒している。
デスクワークが多いから、机で書く前提でA5サイズを使用。外出時には小さなメモ帳を持ち歩く。どちらもリングタイプ。
商品に貼ってあるシールは基本、はがす派だが、(写真の)コクヨのノートの場合は白があった方が好きなので、あえて貼ったままにしている。
今の職場は今年5月からの勤務。
未経験なのでとにかく書きまくる。
ノートに書く内容は以下のとおり。
1.今月のやること
(最初のページ)
2.個人的な業務日誌
(午前午前1ページずつ)
3.今日のやること
(2と同じページの下部に)
4.仕事のやり方メモ
(2とはページをかえて)
5.その他のメモ
(最終ページから書いていく)
6.咄嗟のメモ
1~5は見開きの右ページだけに書く。紙の両面ではなく、片面だけに。理由は、6の「咄嗟のメモ」を見開き左ページに書くから。
1.「今月のやること」
これは仕事のことはもちろん、それ以外の雑務や、勉強しておくこと、いつか質問したいことなど、なんでもいいから書いておく。もちろんチェックボックスも書いておく。
未経験の新人職員というのは、慣れるまではやれることが少ない。作業がひとつ終わると途端にやることがなくなってしまう。
そういうときにこの「今月のやること」を見て、やれそうなところに着手する。ヒマになるたび「次何やったらいいですかー」を連発すると、周りも困るから。みんな忙しいのだ。
「わたくし手が空いておりますので、何かあったらお声掛けくださーい。それまで勝手にウロウロしてまーす」
そう声を掛けて、あとはやることリストをこなしていく。忙しい親のそばで、子供がひとり静かに遊んでいるイメージだ。
日々の職場生活で不便なことがあれば、それはチャンス。すぐ「今月のやること」に書く。
それはいずれ、ヒマなときの私の仕事になる。
近頃では空いた時間はもっぱら勉強に費やしている。仕事に慣れてくると、自分に何が足りないのかがわかってきて、焦る。おかげでヒマなどなくなった。
2.個人的な業務日誌
これはそのまま。その日の出来事、やったこと、来客の名前などを時系列で書いていく。疑問点や気付いたことがあれば逐一書いておく。
午前、午後、1ページずつ使用。
3.「今日のやること」
2と同じページの下部へ、チェックボックスとともに書いていく。1日の終わりには、自分がなんの作業をしていたか、明日の自分への引き継ぎ事項を書いておく。
4.「仕事のやり方メモ」
「これやって」と言われた内容を始め、フォルダの階層、ファイル名、伝票の名前、書類の置き場所などなど、記憶が残っているうちに片っ端から書き付ける。意味がわからなくてもとにかく書き付ける。というか意味がわからないうちはとにかくノートに書いておく。
新しい仕事の指示を受けるたびに新しいページへ書くが、同じ作業の場合は以前書いたページへどんどん書き足していく。そうするとノートの質が上がるので、書き足し読み返しているうちに「そういうことか!」と突然理解できたりする。
それまで断片的だった「仕事のやり方メモ」が、回を重ねるうちに点と点が繋がり始め、線となって流れを把握できるようになる。
こうなると仕事は一気に楽しくなってくる。
5.「その他のメモ」
これはノートの最終ページから使っていく。理由は、ひと月のうちに何ページ使うかわからないから。
6.「咄嗟のメモ」
これは電話対応のときや、急に仕事の指示が飛んできたときなどのメモ。
リングノートを使っているので、普段は見開きではなく、パタンと片面状態にして机に置いている。「咄嗟のメモ」は、左ページに書き殴ることにしているので、右ページに何か書いている最中に電話がきても、ノートをひっくり返してすぐメモを取ることができる。
そしてそのメモしたページは破り取らずに残しておくので、いざってとき振り返ることもできる。
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私が仕事用ノートに書く内容は大体こんな感じ。
あとは付箋を使って「今月」「TODAY」「作業中」など見出しをつけている。
毎日繰り返すもので、忘れてはいけないことも付箋で管理。例えば業務が始まる前に日付印の日付を合わせておきたいから、「日付印コロコロ」と書いた付箋を日誌の午前ページに貼っておく。コロコロしたら、付箋を翌日の午前ページへ貼り直す。といった感じ。
勤め始めた頃は右も左もわからない状態。
厚めのノートでもひと月もたなかったが、最近は薄めのノートでも事足りるようになった。
仕事を覚えてきたんだな、としみじみ喜びを噛みしめる。
あとこのノートの利用法について、勤め始めて数ヶ月後に、もうひとつ気付いたことがある。
4の「仕事のやり方メモ」。
これ、書いたページをノートから切り離してジャンルごとに綴ると、「私専用マニュアル」があっという間にできちゃうのだ。
これに味を占め、5の「その他のメモ」も、ノートを新しくするタイミングで切り離し、毎月綴じていくことにした。これにより「アレなんだっけ?」というときの検索が早くなった。
「仕事のやり方メモ」と「その他のメモ」を外したあと、ノートには今月やったことと業務日誌が残る。なんでも書きまくっていたカオスなノートは、こうして分類され、使い勝手も良くなるわけだ。
仕事の方はノートを使い倒して、私なりに慣れてきたと思う。とはいえピークはこれからやってくるらしいので、まだまだ油断はできないが。
今年はとにかく仕事優先、そのための健康第一で、母の多大なる協力を得ながら走りきることができた。
持病の再発もなく、入院もせず、社会復帰大成功。我ながら良い1年だったと思う。
今の職場との契約がいつまで続くかわからないが、来年は自分の時間をちょっとずつ取り戻していこうと思う。
今年1年、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。