私のしあわせ
朝、目が覚めて、体がまったく痛くない。
それだけで、私はしあわせ。
愛犬と散歩。
愛犬が走る。私も走る。
走っても、体がまったく痛くない。
愛犬がはしゃぐ。私もはしゃぐ。
それだけで、とってもしあわせ。
夏は草刈り、冬は雪かき。
モリモリ働いても、体がまったく痛くない。
それだけで、私はしあわせ。
そのあとちょっと疲れちゃうけど。
「助かるよ」と母がよろこんでくれる。
それだけで、私はしあわせ。
素足で廊下をペタペタ歩く。
痛くない。
それだけで、私はしあわせ。
嬉しい嬉しい!
廊下をとびはねる。
あとから足の裏がちょっと痛くなった。
反省する。だけどこの程度で済んだ。
それだけで、私はしあわせ。
夜中に目がさめる。
体は痛くない。
それだけで、私はしあわせ。
また朝が来る。
今日も体が痛くない。
それだけで、私はしあわせ。
今日は何をしよう。
自由に思い、自由にやれる。
体がまったく痛くないから。
体がまったく、痛くないから。
もう何年も、痛くない。
それだけで、それだけで、
私はしあわせ。
私は、しあわせ。