受け入れ難い現実に直面したとき、後悔しないためにしたこと
いつも読んでくださっている皆様へ。
急にこんな高値をつけてごめんなさい。むしろいつも読んでくださってる皆様へは、いつもどおりに読んでいただきたい気持ちもあるのだけど。
でも今回の日記は、大勢の目に触れるところへ晒しっぱなしにはしたくない、私にとってはとても大切な話だと思ったから、こういう設定にしました。
内容は、とてもとても個人的なことです。
父がまだ入院していたときのこと。その間に考えておかなければならない、今後の生活のことについて。意識が戻らない父の介護をどういう形にするか。私と母の生活をどうするか。受け入れ難い現実に直面したとき、どうやって自分の気持ちを納得させたか。――そういうお話です。
*
父が脳梗塞で搬送された二日後のこと。病院から「刺激を与えても反応しなくなった」との連絡を受けたとき、母は咄嗟に「あんだは留守番してて」と指示し、私も思わず「うん」と返事をした。
ここから先は
2,446字
¥ 1,000
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?