『心の震えを信じろ』

今日、ちょっとショックというか、衝撃を受けることを職場で言われて、なんとなく落ち着かない気分になってしまったので、なんとなく、帰りに本屋に寄ってみた。
別に喫茶店に寄るでもよかったのに、なんだか今日は、本屋に行って、ぶらぶらしたかったのだ。
本って私にとっては精神安定剤でもあるし、なんとなく、家にない本が欲しかった。
本の中に答えを探しにいく、というわけではなかったのだけれど、なんとなく手に取った本が、今の私にはめちゃくちゃ処方箋のようで、心が震えたので、ここに綴っておこうと思う。

『心の震えを信じろ 牡牛座の君へ贈る言葉』
鏡リュウジ著
2023年1月15日初版発行

本当にさりげなく手に取った本だった。
もう一つ買った小説が星読み関係だったことと、今もポチポチ下書きのまま書いている記事で、少し著者の鏡リュウジさんの言葉にも触れようとしていたから、ちょっと見てみようと思っただけだったのだ。
なのに、最初の数ページ、写真とともに綴られた言葉を読んだ瞬間、ぐぅっと心が引き寄せられた。
もう直感でしかない。
この本は「今」の私に必要だった。

実は、今これを書いているのは、この本を読み終わってすぐだったりする。
感想とかじゃないし、多分、今この心の震えは私にしかわからない。
でも書かなきゃと思った。
残しておかなきゃと思った。
本との出会いも縁だ。
この出会いは稀有なものだし、今このタイミングで出会えていなければ、こんなに心が震えることもなかっただろう。
帯に「牡牛座のあなたの背中を押してくれる35の言葉」
と書かれているのだけれど、本当に背中を押してもらった。

これから、私の生活が大きく変わることが決まってしまった。
けれど、この変化に怯まず、向かっていくことができるような気がした。

吸い寄せられるように本を買うことは久しぶり。
今日はいい出会いができてよかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?