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やらないなんてもったいない!銀行の自動送金機能を使った小遣い稼ぎ / #08

こんにちは。ハタチメモです。
今回の記事では、お得な情報・節約術を紹介する第三弾として銀行の自動送金サービスを利用したキャンペーンで現金を貰える方法を取り上げます。

ハタチメモのポイ活・節約におけるコンセプトは
「無理なく追求できる範囲で取り組むこと」です。

今回ご紹介する内容は、一部現金が貰えるため「ポイ活」と表現することが正しいか分かりませんが、ポイ活のようにいくつかの手順を踏む必要があります。そのため、細かい作業を嫌う方には少々難しく感じるところもあると思います。

しかし、この方法は最初の山さえ乗り越えれば、後は毎月の手間がかなり減りますので、一度トライしてみることを推奨します。

今回ご紹介する方法やキャンペーンなどは2024年8月時点のものであり、この記事を読む時期によっては、変更されている可能性がありますのでその点だけご注意ください。

今回のnoteのキーワード
→楽天銀行、SBI新生銀行、三井住友銀行(SMBC,olive)、住信SBIネット銀行、SBI証券、エントリー、自動送金サービス

│現代の錬金術

今回ご紹介するのは、言わば「無からお金を生み出す行為」です。一応、送金するための元本数万円は必要(もちろん減りません!)なので、厳密には無ではないかも知れません。
しかし、自動送金サービスという現代の便利機能を使うとなぜかこちらがお金を貰えてしまうというシステムは、もはや「現代の錬金術」と言えるでしょう。

私はこのシステムのことを個人的に「銀行ぐるぐる」と呼んでいます(笑)
銀行ぐるぐるは、ポイ活の中ではイレギュラーな種類に分類されると思っています。もちろん、イレギュラーというのは法的にグレーという意味ではないので安心してください。

ただ、0から銀行ぐるぐるシステムを構築しようとすると、かなりの手間がかかります。逆に、既にネット証券で投資をしている方なら、ほとんど追加の作業なくシステムを構築できるかと思います。
応用の効く箇所も多くあるため、ぜひ無理のない範囲で取り組んでみてください。

今回の記事は、ひとつひとつ丁寧に書くととてつもない分量になってしまうため、概要程度にまとめさせていただきます。
もし何か不足していると感じる情報やご質問等あれば、気軽にコメントしてください!

それでは早速、やり方をご紹介していきます。

│まずは、全体像をご紹介。

毎月480円の内訳

①楽天銀行「国内外の入金・送金・ATM利用で現金プレゼントプログラム」で「他行からの振込入金」により、10円×5件+ボーナス100円=150円

②SBI新生銀行「キャッシュプレゼントプログラム」で「ダイヤモンドランクの振込入金」により、20円×5件=100円

③三井住友銀行「Olive選べる特典」で「給与・年金受取特典」を選択し、Vポイント200pt(レート:1pt=1円)

④住信SBIネット銀行「スマートプログラム特典」で「定額自動入金」により、スマプロポイント30pt(レート:1pt=1円)

→150円+100円+200pt+30pt=480円相当となります。

これを見ていただいたら分かるように、合わせて4つの銀行が必要になります。厳密には①~③までが中核を担うので、④は他行による代替が可能です。

また本稿の冒頭で述べたように、銀行ぐるぐるはキャンペーンを利用するため、①と②においては毎月手動でエントリーする必要があります
詳細については後述しますが、このエントリーもスマホのホーム画面にショートカットを設定すれば、数分もかからないような手間で済むのであまり心配する必要はありません。

お金の流れ方

①楽天銀行の「毎月おまかせ振込」を利用して4万円を三井住友銀行へ。
②三井住友銀行の「定額自動送金《きちんと振込》」を利用して、4万円をSBI新生銀行へ。
③住信SBIネット銀行の「定額自動入金サービス」を利用して、4万円をSBI新生銀行から住信SBIネット銀行へ。
④住信SBIネット銀行から1万円を4日にわたってSBI新生銀行へ1日おきに手動で振込
⑤④と同時並行(任意)でSBI新生銀行から8000円を5日にわたって楽天銀行へ1日おきに手動で振込。

はい。めちゃめちゃ複雑ですね。(笑)
自分で書いておきながら、かなり混乱しました。なので下に図解したものを貼っておきます。幾分かマシになっているはずです。

銀行ぐるぐる図解

結局のところ、何が重要なの?

なんでこんなに多くの手順を踏む必要があるのかと言うと、各銀行の振込手数料無料を最大限活かすためです。
つまるところ、それさえあればいくらでも他行による代替は可能です。

楽天銀行に5回(1回あたり3000円以上)
SBI新生銀行に5回(
1回あたり1万円以上)
三井住友銀行に1回(
1度の振込で3万円以上)
住信SBIネット銀行(
定額自動入金サービス利用)

この4つの銀行のそれぞれの条件を満たしていれば、全て(住信SBIネット銀行は除く)手動で送金しても問題はないです。

ただ、このシステムの全てを手動で回すのは大変&ミスが生じる可能性が高いから、各種銀行が無料で提供してくれている自動送入金サービスを使おうね、という話なのです。

もしかしたら、上で示したやり方よりさらに自動化できる部分があるかもしれませんし、効率の良い方法があるかもしれません。
なので、その辺はご自身で工夫してアレンジしてもらえたらなと思います。

個人的に工夫したポイント&注意点。

①無料振込回数の分散

私は楽天銀行をメインバンクとして利用しています。
アルバイトの給与受け取りもここに指定しているため、ハッピープログラムの恩恵の一つ、他行振込手数料が3回無料になる特典も享受できています。

メインバンクの振込無料回数はできれば温存しておきたいですよね。
なので、楽天銀行からの振込は最初の起点となる1回のみに抑えてあります。

すると、毎月補充される3回の内1回の消費で済むので、無料振込回数を2回残すことが可能となるのです。

ちなみに銀行ぐるぐるに関与する他の3銀行はそれぞれ、
・SBI新生銀行はダイヤモンドランクで付与される月10回振込手数料無料の内、5回消費するため5回余ります
・三井住友銀行oliveによる定額自動送金は回数制限なしで無料+別途で月3回の振込手数料無料がついてくる。
・住信SBIネット銀行はスマート認証NEOで付与される月5回振込手数料無料の内、4回消費するため1回余ります。

これだけ無料振込回数を分散させれば、いざ振込が必要となったときでも各銀行で対応できるため、安心だと思います。

無料振込回数に関する図解

(以下各銀行に対する補足説明です。)

SBI新生銀行をフル活用するためには、SBI証券の開設が必須です。なぜなら、ダイヤモンドランクになるためにはSBI証券との連携が条件となっているからです。
もし、SBI経済圏が未開拓という方はSBI証券を最初に開設すれば、個人情報の入力を省略しつつ「SBI新生銀行+住信SBIネット銀行」の2つの銀行を同時開設することができるので、おススメです。

また、新規で口座開設をするときは、必ずLINEハピタス、モッピー等のポイントが付くサイトを経由するようにしましょう。どのサイトが一番貯まるか等は時期によって異なるので、ぜひご自身で調べてみてください。

そして、三井住友銀行(olive)と楽天銀行には紹介キャンペーンもあります。もし家族や友人で先にこれらの銀行を利用している人がいればこのキャンペーンを利用することによって、お互いが約500~1000円程度得をすることができるため積極的に活用していきましょう!
(一応、身の回りに利用者がいない時のためにハタチメモのコードを貼っておきます。あくまでも、家族や友人を優先してキャンペーンをご利用なさるのがよいと思います!)
楽天銀行:P85615548
三井住友銀行(olive):FF24315-3994729

②日程について

日程をこのように指定しているのは、土日祝の営業していない期間にお金が上手く送金されず、システムが機能しないことを防ぐ目的があります。
しかしながら、そもそもこんなに細かく指定しなくても、予め4万円程度を各銀行に預金しておけば神経質になる必要は全くありません。

さらに言ってしまえば、主に利用するのはネット銀行ですので、実はほとんど土日の概念はなく利用することが可能です。土日でもアプリから振込を行えば、数分後には問題なく振込結果が反映されています。

学生の私は手元に現金があまりないので、その少ない現金をなるべく上手く活用するために、この日程調節を行っています。
今のところ不具合なく、毎月安定稼働しているため、ある程度の自信を持っておススメできるやり方となっています。

強いて注意点を挙げるとするならば、住信SBIネット銀行の自動入金サービスは入金まで4営業日かかるというデメリットを抱えていることです。
引落しと入金のスケジュールについて、詳しくはこちらをご確認ください。

③手動振込は1日に1回までしか振り込んではならない

銀行ぐるぐるにおける最終段階、つまり手動で楽天銀行とSBI新生銀行に複数回送金するにあたって、生じた疑問があります。それは、
「1日の内に5回に分けて送金したとき、それは果たして他行から5回振り込まれたと認識されるのだろうか?」というものです。

検証したわけではないし、正確には分からないのですが、おそらく他行からの入金と判定されるためには日にちをずらす必要があると思われます。

そのため、私は毎回1日おきに送金するようにしています。例えば、8日から12日にかけて1日1万円を送金する、といったようにです。
実際にこのやり方でお金はもらえているので、よりリスクを減らし確実に実行したいという方は真似していただけるとよいかと思います。

④楽天銀行とSBI新生銀行のキャンペーンへの参加(毎月必須!)

ここが銀行ぐるぐるのネックではあるのですが、必ず毎月この2つの銀行のキャンペーンへエントリーする必要があります。
どうしても手動だと忘れがちになってしまいますが、自動送金サービスが実行されるときにはメールやプッシュ通知でお知らせがくるので、それに合わせてエントリーするのがよいと思います。

まず、楽天銀行について。こちらのサイトからエントリーができます。

本稿の冒頭で触れたように、このHPをスマホのホーム画面にショートカット設定すれば、毎月1分もかからないような手間で済みます。
(スマホのホーム画面にショートカット設定する方法についてはこちらを参考にしてください。)

次に、SBI新生銀行について。こちらはHP等のサイトからではなく、SBI新生銀行のアプリ内からエントリーする形になります。

おわりに

お疲れ様でした。大まかな説明は以上で終了となります。
多数の銀行・キャンペーンが関与するため、かなり条件が複雑となっています。分からないことがあった場合は、じっくり調べてみてください。

本稿を見て、実際にやってみようかなと思っていただけたなら嬉しいです。
なんか難しそうだなと思った方も、きっと知らなかった内容が多く含まれていた内容だと思うので、「自動送金サービスってなんだろう」というように、一部分だけを深堀りするのもよいと思います。

ネット銀行や一部の銀行には、便利なサービスや魅力がいっぱいあります。
例えば、SBI新生銀行はダイヤモンドランク会員だと円普通預金金利が今現在で0.3%にもなります。(メガバン等の金利は現時点で0.02%程度)

ぜひ「家族が使ってるから地元の地銀を使ってる」とか「何となくメガバンを使ってた」と言う方はネット銀行の開設を検討してみてください。

最後にちりつもの話をしてこの記事を締めさせていただきます。
今回ご紹介した「銀行ぐるぐる」は月に480円をゲットすることができます。つまり、1年だと5760円も働かずに手に入れることができるのです。

これを4人家族全員が行ったらどうなるでしょうか?夢は広がりますね。
私は貯まったvポイントはSBI証券で毎月S&P500の購入資金にあてています。現金はモノを買うのもよし、投資に回すもよしで使っています。

小さな節約や収入はやがて大きな資産へと変わります。そう信じて毎日コツコツ取り組むモチベーションを高めていきましょう!



あとがき
最後までご覧いただいた方、ありがとうございます。
かなり前回の投稿から日が空いてしまいました。まだまだ書きたい内容もありますし、今後もぼちぼち記事を更新していく予定です。

6月は慣れない就職活動に追われ、気づいたときには7月へ突入していました。
7月は就活がやっとひと段落したと思いきや、次は大学のテスト期間へ突入。
8月へ入り、待望の夏休みもなんやかんやインターン等で忙しい日々です。

こんな言い訳はさておき、今後はもっと気軽に記事を更新していきたいと思っています。解説系はやはり内容が重くなりがちで、記事を作成するのにも時間がかかってしまいます。今後はフットワークを軽くして、マーケットのトレンドにも触れられるような記事にしたいですね。

書きたい内容のストックもまだ10個以上あるので、マイペースに更新していけたらなと思います。

それではまた別の記事で会えることを楽しみにしています。


2024/04 台湾 九份 a6300






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