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株価乱高下の夏(2024)

(重要)

 この記事は、株式投資をオススメしているつもりはなく、最近の株価乱高下の記録を残す意味で書いている個人的なメモです。
 不労所得は重要だと考えていて、その1つとして株式投資を実践的に学んでいるつもりです 

(5) きょうの出来事(きょう出来)

8/9

(5.1) 取引データを確認

 7月中旬にアメリカ株S&P500を売ってインド株を買ったときの印/米が0.71なのに対して、先日(8月上旬)の印/米が0.74だったので、ほんの少しだけ資産が増えた程度の悪あがきでした。疲れるだけなんで止めとこ。
 インドの株価にせよ、米国債にせよ、米国株価の値動きと連動しているっぽいので、乱高下をリバランスで乗り切るのは難しいと思われました。
 アメリカは世界経済の中心ってことが、改めて良く分かる比較でした。

(5.2) アメリカ大統領選挙テレビ討論会が9/10に

 アメリカ大統領選挙テレビ討論会が9/10に実施されるということがニュースになりました。その頃のアメリカの経済指標がどうなっているか分かりませんが、個人的にはアメリカの労働者が増えてくると予想しているので、全体としての景気は回復し始めて株価は上がると思います。
 従来、共和党は製造業、民主党はハイテクを重視してきたけど、選挙対策で両者とも「経済対策をしっかりやる」と言うしかないので、どの分野の株価が影響を受けるかは、選挙が終わるまで様子見かもしれません。
 アメリカ大統領選挙は、ITを始めとした、最新技術やサービスの見本市みたいなところがあるので、個人的には、そういう視点でも楽しみです。


(1) アメリカ雇用統計で円高

8/2

 アメリカ労働省が発表した7月の雇用統計で、就業者数が市場予想より少なく、失業率も上昇したということで、不況に突入するのではという憶測を呼び、円高が進み、日本の株価も下落したらしい。

2日の東京株式市場で日経平均株価が急落し、終値は2216円(5.8%)安の3万5909円になった。引き金となったのが、前日発表された米景気指標の下振れだ。米景気後退の可能性が意識されはじめたほか、世界株高をけん引してきた半導体をはじめとするハイテク株への高い期待もしぼんでいる。さらに、日本株には足元の円高が企業業績の下振れにつながるという固有の悪材料が重なる。突然の「トリプルショック」で投資家心...

日経平均2216円安 ブラックマンデー以来2位の下げ幅(日経)

 『アメリカの景気を失業率だけで判断』って、正気の沙汰とは思えないけど、そういう市場関係者の心理は曖昧で、マスコミが不安を煽るのはいつものこと。

2日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が一時1ドル=146円台前半に上昇した。2月上旬以来およそ半年ぶりの円高・ドル安水準を付けた。2日に米労働省が発表した7月の雇用統計で市場の注目が高い非農業部門の就業者数が11万4000人増と市場予想を大きく下回り、米景気の先行き警戒感から幅広い通貨に対してドル売りが膨らんだ。

円上昇、一時146円台前半に 米雇用が予想大きく下回る(日経

 「市場予測値との比較って何やねん」とは思いますが、プロの予想だから間違いないというところなんでしょう(それでいいのか?)。

 アメリカは、コロナ対策のバラマキが半端なく、「働きたいけど仕事がない」じゃなくて「求人はあるけど働かない」だと聞いていたから、国全体に不安が広がれば、働きに出てくることでしょう。特に低所得層。
 半年も経てば、アメリカは一気に好景気になるという個人的な予感。日本は目立った勝ち筋が見えないんだけど、どうにか喰らいついていくしかないでしょう(よく分からない)

 株式市場では、当面は仕込みの時期としか思えない。手元に資金がないのが残念ね。

(2) 日経平均が過去最大の下げ幅

8/5

 東証の株価が急落。日本の株価には、正直、興味がないのですが、「アメリカが不景気になるかも」って憶測だけで、ここまで変動するとは驚きです。
 どうやら、売りが売りを呼ぶというのはAIを使っているせいだとか、円高のせいで外国人投資家が日本から資金を引き揚げているとか、尤もらしい解説の記事が目に入ってきますが、みんな儲けたいし、損をしたくないという心理なんだろうね。当たり前っていえば当たり前ですが。
 こういうのは、個人は、プロには太刀打ちできないので、取引の制度を理解して、状況を見極めつつ、打てる手を打つしかないです(基本負け戦よ)。
 次回(4年後)のアメリカ大統領選挙のときに、また荒れるかもしれないね。投資初心者の僕にとって、今回は勉強と思っておきます。

5日の東京株式市場で日経平均株価が急落し、前週末比4451円(12%)安の3万1458円で終えた。下落幅は米国株急落が世界に飛び火したブラックマンデー翌日の1987年10月20日の3836円安を超えて、過去最大となった。米国の景気後退の警戒感が出る中、海外の機関投資家やヘッジファンド、個人投資家といった市場参加者全員が売りに動いて、売りに拍車がかかり、連日の急落となった。

日経平均株価4451円安 下げ幅ブラックマンデー超え最大(日経)

 上の記事には「景気後退の警戒感」って書いてあるけど、景気後退の確たる証拠は無いことに注意は必要だと思います。さて、アメリカの景気は本当に後退しているのでしょうか?

(3) リバランスへの挑戦

8/7

 アメリカの景気は、8/15の米国小売売上高、8/30の個人消費物価指数などのデータや、8/22のジャクソンホール会議で出揃うらしいです。景気の不安は、今年11月のアメリカ大統領選挙への影響も大きいと思います。これまでの政策のせいだとトランプ前大統領が、バイデン・ハリス陣営を攻撃しているようです。トランプさんはそんなことを言って大丈夫か?
 当面は、株価乱高下が続くと思うので、何か打てる手はないかと考え、辿り着いたのがリバランス。元々は短期の運用で使うものではないかもだけど、配分を変えるという意味では同じ。

複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をリバランスといいます。時間の経過とともに相場が変動することで、当初決定した資産配分が変わっていきます。そこで、定期的にその資産配分の比率を当初の計画通りに修正します。これがリバランスです。

初めてでもわかりやすい用語集(SMBC日興証券)

 履歴見ると特定口座で7月中旬に米国S&P500を売ってインドを買っていた。この時期は、最近のS&P500では最も高値だったはず。
 これから当面の間、インドを売って米国を買い戻すリバランスに挑戦だ。今は手数料ゼロのネット証券を使っているし、特定口座だと譲渡所得税が相殺されるというメリットもある。
 今は米国とインドでやり取りするしかない。特定口座でのリバランスには、メリットしか感じられない。
 という訳で、8/15までの間にやれるだけやって、リバランスに挑戦してみます。

 しかし、リバランス用に配分を考えておけばよかった。借金するわけにはいかないし、準備不足としか言えない。今回は勉強代で次回以降に活かすしかない。

 個人的には、無職で給与所得がない状況は辛いけど、株式について実践的に学べる時間ができたという点は良かったと前向き。
 これからの健康状態を考えると、不労所得に繋がることは貪欲に挑まないといけない。

 ちなみに、NISA口座は、マイナス時に解約しても税金の相殺はなく、プラスのときに解約しないと損だから、今回は意味がない。→放置。

(4) 国債に注目

8/8

(4.1) 国債を介した出口戦略

 証券サイトのポートフィリオを見ていたら、S&P500より、インドのほうが変動率が小さかったので、今、インドから米国S&P500を買い戻すのは作戦として間違って無さそうな気がした。
 そして、よく観察すると、変動率は国債券が一番小さかったので、普段から、国債券にリバランスして有事に備え、まとまったタイミングで国債券から現金化するのが、荒れそうな時期の出口戦略として良いと思われた。

 次は、中国経済の崩壊が来るかもしれないし、何があるか分からない。世界経済に対する波及効果がどのくらいか分からないけど、絶対安全というものはない。
 それでも、いろんな機に乗じて、アメリカ経済は潤うと思うのですよ。したたかですよ~、あの国は。

(4.2) 個人向け国債

 それとは別に、NISA(株式投資)のリスクがあることが知れ渡ったから、日本国債10年に注目が集まるかもしれない(利率が急減しているのをみると、駆け込み需要が始まってそうな予感)。
 購入直後1年間は解約できないし、解約すると直前2回分の利息が回収されるし、タイミングで利率が変わっていくし、といろいろあるけど、普通預金と比べると利率が大幅に高い(今は9倍)。
 NISAは、分散・積立・長期が原則で我慢できる人には向いているのだろうけど、国債は元本保証で安全。どちらも、制度を理解したうえで挑戦するのをオススメしたい。
 選択肢はたくさんあるので、いろいろ試して、自分で決断するしかない。なんだか、リハビリと似ているね。

過去に書いた記事

 以下は、過去に書いた記事のご紹介。変なことは書いていないつもりだけど、体系的には書いていないので、読みやすさ・理解しやすさについては、自信ありません。

(ヘッダー画像は、また行きたいサンディエゴ@米国, 2008年10月16日撮影)