自由律俳句をやっていく第3回
あの交差点の医者の顔の看板ぜったいに子供が描いたものじゃないと思う
濡れたセーターをハンガーにかけて伸びていくのを観察している
いま一緒にいる人でなくスマホ鳴らす人のほうに相槌打ったらどうなるだろう
干したセーターの袖口に片手ずつ突っ込んで思いつく限りの惑星の入る大きさの円をつくる
願いごとを浮かべれば小さな思い出が一つ減る必ず叶うわけでもないのに
眠りながら見てます消さないでくださいと存在しない猫が言うので寝不足です
一冬や一夏は冒険するかもしれないけど一秋や一春が無いのは私の怠惰のせいだ
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