詩 願いが一つ

星空に描いた君の姿に

僕は手を伸ばした

届かない

そりゃそうだよな


願いが一つ叶うなら

君の幸せを願いたい

笑顔で軽い足取りで

踊るように生きる君の生活を


僕には君の思いは分からないし

知るすべもないけれど

それでもいいんだ

僕は僕の思いを君に

届けることが出来れば

それでいい


もう一つ願いが叶うなら

君にお帰りと言って

笑顔で迎えたい

今日も頑張ったねって

とりあえずビールでも飲んで

一緒に乾杯して

お疲れ様と伝えたい


何を食べようか

君に美味しい料理を作りたい

一口食べて思わず

笑みがこぼれるような料理を


肩が凝っているなら

僕がほぐすし

足が痛いなら

ギュッとツボを押すから


お風呂はゆっくり

浸かっておいで

洗い物は僕に任せて


お風呂から出てきたら

旬の果物でも一緒に食べよう

最後にワインでも飲みながら

思い出話に花を咲かせて


大好きなんだよ君が

一つ一つの行為で

僕はその気持ちを

君に伝えたい


伝わらなくても

それでも僕は

君のために何かを

何かをずっとしたいと

そう思うんだ

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