詩 愛について
君への思いが溢れて
それを言葉にする
君に届けたいと思いながら
僕はまた夜を迎えた
そんな僕の姿を
君は知るはずもなく
想像すらしていないのかもしれない
当たり前か
君へ贈る言葉が
100を超えた時
君は少し振り向いてくれるのだろうか
君へ贈る言葉が
1000を超えた時
君を抱き締めても許してもらえるのかな
愛するということを
僕は刹那的なものではないと思うんだ
愛するということは
燃え上がる炎のようではないと思うんだ
愛というのは
じんわりと心にしみて
そっとそこにあり続けて
それがあたかも最初から
存在したかのように
心のうちにある
ご飯を食べるように
手足を動かすように
瞬きをするように
当たり前にあるもの
それが愛なんだ
日常のうちに愛がある
暮らしの一つに愛がある
だから消えないのさ
変わらずここにあるのさ
いつまでも溢れ続ける
渇れるはずのない思いを
言葉に変えて
僕はずっと生きていきたい
とびっきりの1001個目を
君に贈るその日へ向かって
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?