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元気出ない時は腸を温めよ!!



今日は食が心を作るのに欠かせない「腸」についてのお話です。


季節の境目になると身体や心の不調を訴える人が多くなります。


その原因の大半は腸の冷えによるものです。

天気の変動や寒暖差によって、身体はもちろん、腸の血行も悪くなり、大きな負担がかかってしまいます。


その結果、お腹が冷えて血行不良になり、腸の働きが鈍ってしまいます。


これを「停滞腸」と呼びます。


主に現れる症状は、倦怠感や疲労感・イライラ・筋肉のコリ・食欲の減退・冷え性・頭痛…そして、胃腸の不調です。


「停滞腸」によって便秘や下痢が引き起こされ、腸の中に長く溜まった便は腐敗してガスを発生します。


腸から吸収された腐敗ガスは血管を通して全身に回り、体にさまざまな悪影響を与えます。



例えば、腐敗ガスが肌の細胞内に溜まると、新陳代謝が滞って肌荒れを誘発する原因となることや、自律神経のバランスを崩すことで頭痛や肩こりの原因となることもあります。



私たちの体は深部温度が37度台で正常に働くようになっているため、冷えによって深部温度が下がってしまうと、腸の働きが鈍くなり、ガスが溜まる・便秘になるなどの症状が起こるのです。


腸は消化・吸収・排泄の機能に加えて、免疫を司る役割も果たしています。


腸には全身の免疫細胞の約6割が存在しています。


お腹が冷えるとその働きが弱まって、免疫機能も低下します。


インフルエンザや胃腸炎も時期が来れば流行してくるため、免疫力を高めておくことは大切です。


では「停滞腸」の予防にはどんなことをすれば良いのでしょう?



なによりもお腹を“温める”ことが大切です。


暴飲暴食は避けて、温かく冷えを取る食材を摂取することが良いです。


落ち込んだ気分をアゲたくて、豪華な食事やたくさんの贅沢スイーツを食べてみて、逆効果だった場合は、かなりの確率で停滞腸だと思われます。


お腹をいたわってあげてください。


生姜(しょうが)は冷えを取り、体を温めてくれます。


紅茶などに少し生姜を入れて飲むだけでポカポカと温まりますのでおすすめです。

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