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闇バイトと立ちんぼが流行っている本当の理由

最近、闇バイトと立ちんぼがやたらメディアでクローズアップされるようになった。

ニュースを見ればひっきりなしだ。


要因として景気の低迷による貧困の格差、移民政策などで治安が悪化したことがあるとされている。

確かに物価高騰などで景気が悪くなったことは明らかで、スーパーに行ったときキャベツが一玉500円には腰を抜かした。

幼少の頃から慣れ親しんだうまい棒ですら10円では買えなくなり、企業努力してきた会社ですらやむを得ず値上げすることになったのには涙が出た。

しかし、これらだけが原因と言えるのだろうか。


政治、経済に対する不満はいつの時代もなくなることはない。

そして、いつの時代も犯罪がなくなることはない。



そう考えると、問題としてはメディアの過剰な報道のやり方にある。


実際に強盗は20年前の7分の1くらいしか起きてない。
売春についても今に始まった問題ではない。


ネット普及により、ニュースの見出しがどこも闇バイト、立ちんぼの記事が一番注目度高いために錯覚している部分もあり、
メディアが次々と新たな造語を作り出して報道することによってマスコミ用語が次第に一般化していき、犯罪が悪化しているイメージがついている。


例えば用語の一つである「暴力団」

元々はマスコミ用語でそれまでは
「やくざ」、「極道」、「無頼漢」などと呼ばれていた。
次第に一般化して定着していった。

他にも

売春→援助交際→パパ活

極道→ヤクザ→暴力団→半グレ

強盗→特殊詐欺→アポ電→オレオレ詐欺→闇バイト→トクリュウ


このように一般化して定着した用語が様々ある。


番組で特集が組まれることによって情報発信者のネタになってSNSで拡散されることによって強調されてしまい、犯罪が増えたイメージが一段と残りやすくなってしまう。


時代ごとにマスコミ用語の流行り、犯罪の手口に変化があり、呼び名は違えど根本は変わらない。


よって景気の低迷、政治の政策だけが原因と言えず、名付け親となるメディアが過剰に煽り報道することが原因とも言える。


また数年もすれば新たな呼び名が生まれるだろう。

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