1日どのくらい座ってる?動かない時に体の中で起きてること
こんばんは⭐︎
前回、『散歩の素晴らしさ』をテーマに記事をアップしました!まだご覧になっていない方はこちらからどうぞ⤵︎
https://note.com/tattat715/n/n1e011e33637e
さて、今回は、座っている時に体の中で起きてることをお伝えしたいと思います!
突然ですが、野生の動物を狩りして調理して食事する、という方はどの位いらっしゃるでしょうか!?
ほとんどの方が、スーパーなどで食材を買って調理して食べていると思っています。
現在は、仕事が多様化しており、第一・二次産業(農業・工業)よりも第三次産業(サービス業)で仕事をし、収入を得て、その蓄えで食材を買うという方がほとんどではないでしょうか?(畑を持っていて農業をして野菜は自給自足。という方は比較的いらっしゃるかと思います)
進化学的には、現代のヒトにおいてもサバンナで暮らしていた600万年前の体と脳の状態で現代生活を送っている、といわれいます。
現在でも狩猟採集で生活している民族がいるようで(アフリカのタンザニア、ハッザ族)、その方たちは、野生の動物を狩りして食料にしているようです!
ここで一つ問題です
①現代先進国の成人の1日の消費カロリー
②ハッザ族の成人の1日の消費カロリー
この①と②を比べた時にどちらが多くカロリーを消費していると思いますか?
イメージ的には、自ら狩りをしている人たちの方がめちゃくちゃ動いているから、ハッザ族②の方が多く消費していると直感的に思うのではないでしょうか。
実は、①も②も1日の消費カロリーはほぼ一緒みたいです!!(参考:運動の神話 早川書房)
では①現代人はどこでカロリーを消費しているのでしょうか?
もちろん①でも生活の中で動くわけですから、生活動作で消費するカロリーはあります。ですが、それだけでは②ハッザ族には追いつきません。。
なんと動いていない分の消費カロリー分は『体内の慢性炎症』によってカロリーを使っているようです(参考:同上)
慢性炎症とは、、ググると色々分かると思いますが、いわゆる生活習慣病のきっかけになる体の中の変化でございます(例えば2型の糖尿病など)
消費カロリーはおおむね決まっていて、それを何で消費するかという問題になります。
炎症にカロリーを使うなら、動くことでカロリーを消費した方がいい!と思いますが、それがなかなか。。
次回は、『運動した方がいいとは思うものの、なかなか運動できない理由』これをなるべくわかりやすく解説いたします!
それではまたよろしくお願いします(^^)