『怪物』
話題の『怪物』を観てきた。そういうとミーハーみたいで何か嫌だけども……。
そもそも坂元裕二さんが大好きで、いまだに2018年に放送されたプロフェッショナルをたまに見ることがあるくらい好きです(全然好き度が伝わらない)。
ネタバレが含まれてしまっている可能性もあるので、まだ観ていない人は、この先を読むのは気を付けてください。
あと最初に言っておくと、鑑賞した感想をうまく書ける気がしません!
怪物って何を指すんだろうとか、みんなの中に怪物はいるとか、真相がどんどん明らかになっていくとか、、、書けることは沢山あるのに、書けない。
それは、まだ理解しきれていない”何か”がある気がするから。
でも、よく考えると、理解しきれるものじゃないのに、理解できるものとして考えていることが、まだまだ浅はかなのかもしれない。
親友や恋人、家族でさえ本当の本当までは理解することは難しいように、この映画は理解しようとしてはいけないものかもしれない。
「受け入れること」を気付かせてくれた作品な気がしてきた。
いじめとか、同性愛とか、モンスターペアレントとか、嘘とか、秘密とかって理解しようとするものじゃないよな、と。
もちろん理解しようとすることが大切なのは言わずもがなで、その上で理解したつもりになって自己満足するのではなくて、受け入れることを知っていく、そんな話だったと、これを書いていて気が付いた。
色んな見方があるだろうけど、これは「受け入れる映画」と思う。