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美容室で楽しく働くとは。
こんにちは。 PERCUTの川口です。
美容室や美容師の世間のイメージは、3Bなどと言われてしまい、給与が低く、休みも無く、将来性もないみたいな酷い認識や、実際そういった現状もあります。
ですが美容師になった人達は、多少の違いはあれどそういった現実を踏まえた上で、好きな事をやるため、夢を実現するために美容師になっています。
とは言えぶっちゃけ僕はなんとなく美容師になったので、考え無しになんとなくなった人も一定数いるとは思われますが…
そんな中給与や時間を良くしていかないといけないのはもちろんですが、それとは別に好きな仕事を楽しくやっていきたいと言う考え方もあります。
この楽しく仕事をすると言う認識が人によって様々なのと、実際ここの追求の仕方を間違えると大変なことになるので今回はそのことについて話します。
例えば仮に、みんなで仲良く和気あいあいと仕事をしたいと言うイメージがあってそれを日々継続するのが楽しい仕事があったとしてこれを例1としよう。
もう一つ例えて、お互い仕事の指摘をしながら一緒に切磋琢磨し結果を出しそれを分かち合うのが楽しい仕事と言う考え方を例2とする。
正直結果を出せてない人は例1に考え方や感覚が寄りすぎて場合が多い。
典型的な悪い例をあげれば仲良くなってスタッフと遊んだりふざけたりコミュニケーションはとるのは得意だが、お互いの仕事の失敗や欠点を話し合う事を避ける傾向がある。
自分にとって都合の悪い意見は遠ざけ、先輩のことは厳しいや理不尽と決めつけ本音で話すことは無い。
その上で自分の悪い所に目をつむるコミニュティをつくり常につるむのである。
大げさに悪い感じに書いたが、実際どこの美容室でも起こっている問題だと思う。
だけど本人がそうしたいなら、それが楽しいなら良いのではと言う考え方もできるかもしれないが、その楽しさは長くは続かないことが問題だ。
なぜなら結果が出せないと給与も時間も増えないからだ。
結果が出ない=お客様が来ないと言うことはそもそもの楽しくやりたい美容師の仕事自体ができないのである。
フロントに立ってるだけの日々が続き、それが終わればふざけたり愚痴を言い合う。そんな人生が楽しいまたそうなりたい人はおそらくいないだろう。
なので考え方は例1に寄り過ぎるのはかなり危険な思想である。
では例2はどうか。
怒るのが趣味みたいな特異なケースを除き、相手が嫌がるのが分かって注意するのは言う方も楽ではない。
お互い真剣なら揉めることもあるだろう。
一方的に怒る関係なんかではなく、お互いの意見交換があれば当然だ。
例1に考え方がよっていると人に意見を言わないが、例2によっている人は相手に対して意見を出すからだ。
だが意見交換、更に言えば相手にとって都合の悪い真実を伝え合うことが、結果を出すために必要なプロセスなので、後者は緊張感と引き換えに結果を出すことができる。
良くするための意見交換は、結果を出せる会社には必須なのである。
楽しいかと言われたら全然楽しくないことも出てくるし、先輩後輩に関わらず自分にとって都合の悪いことがあればきちんと謝罪もしなくてはならない。
だが例2の人達は結果を出すことに達成感を覚えるし、給与も時間も増える(時間はやり方次第だが)ので仕事が楽しいと感じるのである。
ここまで読んだ方の大半は例2の様な考え方をする事は重要で、それをせずに例1の様な働き方をしたいと言う人はいないはずだと思う。
その通りでまずは例2の様な前提を身につけ、その上でより良い職場環境を整えなければいけない。
それはどうゆうことかと言うと、例2の考え方のベースをつくり、その上で例1の和気あいあいさを取り入れるのが良いと言うことだ。
極端な例を1.2とあげたが、例1の要素を排除したいのではなく、1.2の両立が可能だと考えている。
うちもまだ道半ばではあるが(うちは1に寄ってしまってるなと感じる時がある)、きちんと意見交換をして切磋琢磨し、その上で仲良く遊んだりも出来るのが理想の関係性なのである。
仕事の意見や注意をする事と、相手に悪口や理不尽な事を言ったりするのを同じに捉えてしまうとこれはできない。
相手の事を思えば意見や注意はするべきで、それがお互い結果を出すために必要なプロセスだと理解し思いやりを持ち合えば、その上で楽しい関係性なんていくらでもつくれるのだ。
仕事の指摘をする事と、その人が好きか嫌いかは全く別の問題で、その共通認識を持つ必要がある。
例2の考え方はあくまで前提で、そちらに寄りすぎて相手を思いやらないのも良くない無いので、この考え方は重要だ。
それが出来る様になればお金も時間もやりがいもある美容師の仕事もしながら、楽しい時間を過ごせるのである。
なのでそこを目指したコミュニケーションを心がけ、良い文化をつくっていくことが、美容師と言う仕事を結果の出せる楽しい仕事にする秘訣だ。
ふざけあって楽しく遊んで1回戦で負けても部活ならそれも良い思い出になるかもしれない。
なぜなら3年で終わるからだ。
仕事はその後一生続くのでそれで良い訳がないので、楽しく働くためには考え方を改めて仕事するしかない。
自分はきちんと思いやりを持って相手を指導し、自分は自分にとって都合の悪いことを言ってくれる人に感謝しよう。
ではでは。
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