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旅のスケッチ「シドニーオペラハウス」
旅に行った際、私は基本的には写真よりもスケッチです。
写真を撮るのは、記録用やSNS用など共有するために数枚撮るくらいです。あるいは、一眼カメラを持って、写真そのものが作品となるようなベストショットを狙いに行くとき時くらいです。
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学生の頃はとにかく旅先で写真をたくさん撮っていましたが、スケッチをした方がその建物や風景から何倍も学べることがあることに気付きました。
スケッチは5〜10分程度に納め、あとは、その場を体感することに時間をたっぷり使います。
自分の中で大げさに言うならば、
「100枚の写真よりも1枚のスケッチ」と、心がけています。
あながち間違いではないと思います。
写真では分かった気になりますが、スケッチをすると見える世界が全然違います。「ここのディテールはどうなっているのか」「ここのバランスがポイントか」など。
そして、写真を振り返ることよりもスケッチブックを振り返ることの方が多く、その時の空気感が蘇ります。