#1 ラッパーになるところだった
こんにちは、タツヤです。
前回は自己紹介だったので実質初投稿だと思って読んでください!
今回は高校2年生でラップにハマり、大学3年生でラッパーを目指した頃の話です。
時は遡ること2015年(当時17歳高校2年生)
進級してクラスも変わり毎日何気ない青春を送っていた頃
一人の友達が、奇妙な事をしていた。
そう、韻を踏んでいたのだ。
何だこの意味のない言葉の羅列なのに聞き心地の良い韻の応酬は。。
衝撃的だった、、
その友達は周りを気にせずにノートに歌詞を書き、完成した言葉を声に出していた。
帰り道、いつも通りに自転車に跨りイヤフォンを装着し聞こえて来るのは野田洋次郎の繊細で素敵な歌声。
いつもならこれで良かった。
でも今日は何かが違う。。。
家に着くや否やiPhone5でYouTubeを開き『ラップ』と検索した。
画面には普段見かけると無意識に避けてしまうような強面な人たちがマイクを握っている。。。怖い。。
怯えながらも好奇心でスクロールが止まらない。
そこに「第3回高校生RAP選手権」の文字が目に飛び込んできた。
高校生?選手権?
と、頭に「?」が浮かんだがまたも好奇心でタップ。
。
。
。
くらった
こんなに衝撃を受けた日は他にはない。
そして時間は経って2019年(当時21歳大学3年生)
17歳の頃とは環境も変わり21歳の頃は大学サッカーに燃えていた。
僕の通っていた名古屋産業大学は全国の強豪校から100人近くの選手が集まっており大学3年生の頃は東海2部リーグを無敗優勝する程の強豪校だった。
毎日厳しい練習後に学校へ行きアルバイトへ行く生活だった。
もちろん車のスピーカーからはニガリが韻を踏んでいる。
そんな中、僕の人生を狂わせかけた事件が怒ってしまう。
『パーマをかけたい。。。』
『しかも、チリチリのやつ。。』
この日から僕はパーマをかけたいと強く思うようになってしまった。
名古屋産業大学サッカー部は身なりや立ち振る舞いに厳しく、度を超えたパーマをかけて顔を出そうものなら指導されることは目に見えている。
そんなことを考えながらサッカーをしていたら案の定怪我をした。
しかも結構酷めの右膝の内側靭帯と前十字靭帯損傷。。。
車で病院に運ばれながら『今しかない。。!』
と思い友達の美容師に連絡した。
数日後には、風の吹き方によって獅子のようになれる髪の毛を手に入れた。
かっこいい。。。
そして怪我でサッカーもアルバイトも出来ずせっかくのパーマを持て余し大学ももう直ぐ4年生になろうとしていたあの頃。
世間はHIPHOPブームだった。
大学の友達もRAPバトルの話で持ちきりだった。
決めた、俺も出よう。
その日から徐々にヒゲも生えてきて着る服もワンサイズ大きくなった。
友達の家で朝までRAPをした日もあった。
準備は万端。
あとは何かのRAP選手権に応募するだけ。
ここまで覚悟も決まった時、
コロナがきた。
緊急事態宣言も発令され外にも出ずらくなった。
数日後にヒゲも剃り髪も切ってスーツを身に纏いオンライン面接の日々。
『危なかった、、もう少しでラッパーになるところだった。。。』
見ていただきありがとうございます。
文章を書くことに慣れていないので違和感満載ですがそこの成長する過程も読んで楽しんでください!
また以前投稿した自己紹介も見て頂きありがとうございます!
継続して投稿するので是非次回も見て頂けると嬉しいです!
フォローお待ちしております!