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未経験業界への挑戦。月UU数3000万超えのIT企業での壮絶な6ヶ月間とこれから③
※はじめに
余談
今回のアイキャッチはcanvaで作ってみました〜☺︎
いつもの
この記事は連載の3つ目の記事です。
1つ目の記事では入社から1週間を、2つ目の記事では入社からの1ヶ月を綴りました。
▼まだみてない方はこちら
自分がnoteをあげているうちに部署内のメンバーたちも続々とnoteをあげてくれています!ぜひみてください!
▼岸本(CSO)
▼金村
▼諸田
・入社2ヶ月目
突然の通知
3月28日ごろのこと
会議室に集められたオペレーションチームメンバーにマネージャーから告げられました。
「まず来季からマネージャーが変わります。また、オペレーションチームは新たに発足する事業推進部の一つの機能として生まれ変わります」
オフサイトと呼ばれるMTGを経て、来季に向けてオペレーションチームとして会社を改善していく動きを進めていこうと思っていた矢先の出来事でした。
さらにこう告げられました。
「来季からは、経営企画部から岸本さんが事業推進部の部長に就任します」
(今期から自分と一緒に岸本さんは経営企画に移動になるのですが、)
当時は他の部署のめっちゃ偉い人という印象で、正直ちょっと不安でした。
そして来たる4月1日から事業推進部としての業務がスタートしました。
事業推進部の発足と業務範囲の変更
事業推進部という部署として活動する上で大きな変化が3つありました。
①コンテンツ部内のオペレーションチームという「縁の下の力持ち的組織」から、事業推進部というコンテンツ部から独立した一つの「推進組織」としてコンテンツ部と対等な立場で提案・改善ができるようになった
②コンテンツ部・プロダクト部・経営企画部の3部署の機能を集約した組織として部署横断的に包括的なサポートが行えるようになり、今までには持ち得なかった観点・方法で改善策を模索できるようになった
③マネージャーをおかずに部長直下として各メンバーが動いていくことでより主体性を持って各メンバーが業務を遂行するようになった
①についてはこれからも述べていくことになるため、②,③について補足しておくと、事業推進部は部長の岸本のもとコンテンツ部、プロダクト部、経営企画部が集結して新たに発足しました。
各メンバーの業務自体は前期のものを踏襲しつつ、機能としては全社横断的に総合的・俯瞰的視野からあらゆるソリューションを模索・適用していく組織として機能していくことになります。
もちろん、他部署との連携も増えますし、これまで背景の違うメンバーが一緒に仕事をするわけですから、初めは大変なことばかりでした。
特にプロダクト・経営企画部のメンバーはすごい&早口の2点セットを兼ね備えており、彼女らの言葉を理解していくのは当初は本当に大変でした笑
ただ、これまでコンテンツ内、ひいてはオペレーションチーム内で閉じていた「すごい」の線引きが、明らかに引き上がった感覚がありました。旧オペのメンバーももちろんそうなのですが、強い主体性で何事も推進していく部分から大きく刺激を受けたことを今でも覚えています。
また部長の岸本は、そのさらにはるか上をいく「すごい」の持ち主です。
(詳しくは書かないので岸本のnoteをぜひ閲覧ください!)
とにかくそんな仲間と同じ部署になったため、単純にできることが増えました。プロダクト部のリソースやノウハウを使って日常の作業を自動化したり、経営企画部で培ったhowの部分を学びながら予実管理が適切に行えるようになったり、データチームとも連携できるようになったことで、コンテンツ制作全体を一つのかたまりとしてみて、より良いフローとは何かを考えることができた実感があります。
また、切磋琢磨し成長できるメンバーが増えたことも個人的にはすごく良かったと思っています。コンテンツ部のメンバーと比べるとデータを扱うことの多いメンバーが新しくジョインしたため自分的には新しい知識がどんどん入ってくること、またある種、職人気質のメンバーと一緒に働けるようになったことは今の自分に大きく寄与しているなと思っています。
そして同時に自分の業務範囲も変わっていきました。
・倉庫管理
・BQ・Jira・Zapierの保守運用
⬇︎
・ヒト管理(New)
・検証管理(New)
・BQ・Jira・Zapierの保守運用
これまでは、倉庫管理という単一かつ外部との折衝が伴わない業務を中心に行なっていましたが、新体制になる上でヒト管理と検証管理という大きな2軸を任せてもらえることになりました。
改めてになりますが、マイベストは実際に買った商品を検証して作った独自のデータベースをもとにユーザーに「最高の選択体験」を届けることをミッションにしています。
その上で「検証」というマイベストにとっての根幹とも言える部分の、さらには改善部分を任せてもらえたこと。さらには詳しくは言えませんが、検証のフェーズの改革の一端を担えたことは自分にとって大きな経験になりました。
また、マイベストでは社内に60人近いアルバイトさんを抱えており、検証に関わる社員もおよそ100人以上。60人にも及ぶメンバーのマネジメント・採用・1on1などの業務と100人以上の社員が関与する検証の部門を任されていくということで課題は山積みです。
仲間を知る
まず初めに躓いた壁は、「人を知ること」でした。
入社して1ヶ月、それまでは倉庫関連の業務中心で特定のアルバイトさんとしか関わりがなかった自分にとっては、アルバイトさん・チームメンバー・検証に関わるメンバーと関連範囲が圧倒的に広がっていきました。
その中でもまずはアルバイトさんを知ること、チームメンバーを知ることに注力しました。
ヒト・検証領域は自分含めて2名の社員が運用改善を担当することになりました。
自分と共に動くメンバーは新卒2年目になるメンバーだったのですが、マイベストで毎期行なっているwinmeetingというお祝いの会で、「スタンスバリュー賞」という賞を受賞した成長著しいメンバーです。
(スタンスバリュー賞とはマイベストが行動指針としてるスタンスやバリューを日々実行しているメンバーに送られる賞です。今期からはベストカルチャー賞に名前が変更になりました)
![](https://assets.st-note.com/img/1728965862-BCHDMPSEWbFJVZG9mvo2cnKl.png?width=1200)
一緒に働き始めてみると彼女の凄さを身に沁みて感じることになります。
slackの文面一つとっても受け取る相手の気持ちや状況を意識した言葉遣いを欠かさない想像力、何かイレギュラーがあれば真っ先に現場に走り、丁寧な報告を欠かさないスピードとコンプリートワーク。「もっとこうできたのに」と向上心を欠かさない姿勢。目の前のタスクでぱつるとあたふたするちょっとお茶目な部分も含めて、これからが期待できるメンバーだし、そうならないといけないメンバーなんだなと率直に思いました。
特に印象に残っているのは、当日さっとカレンダーで「〜について相談させてください!」とmtgを入れて、自分が課題に思っていることを共有し、今後こう考えている、と壁打ちしてくることです。彼女にとっては当然で、自分のために必要だと思っての行動だと思いますが、新卒2年目で報・連・相を無意識に遂行して業務に活かせるところを見て、すごいなと思うと同時に毎回刺激をもらっていました。
こうやって彼女がコミュニケーションの機会を多く作ってくれたことで、互いのことを理解することができたと思うし、時にぶつかり合うこともありましたが同じ目標を共有して走り抜けることができたと思っています。ありがとう。
そんな彼女はこれまでもアルバイトさんの管理を一部経験していたため、彼女の手を借りながら、次はアルバイトさんを理解していくことに努めました。
アルバイトを知る
マイベストで働くアルバイトのメンバーは十人十色。経歴も多種多様で、現役の俳優さんや声優さん、アーティストなどもいます。もちろん自分より前にマイベストにジョインしているメンバーもいます。
そんな方々からすれば、入社して1ヶ月の人間が突然管理者になるわけですから「この人に任せて大丈夫か?」という思いが湧いて当然だと思っていました。
そして、絶対にそう思わせてはいけない、とにかく最速でマイベストを理解して、アルバイトさんの業務を理解して「この人なら大丈夫」と思ってもらうことが最も大切なことだと思っていました。
そのためにできることはどんどんやりました。
アルバイトさんの業務に実際に自分も入ってみたり、1on1ではしっかり業務について対話を行い、自分の考えとアルバイトの皆さんの考えを擦り合わせていきました。
幸い前職が教育系の会社であったこともあり、自分より年上の方と話すことには慣れていましたし、みなさん本当に素晴らしい方だらけで自分も刺激を受けながらより組織を良くするためにどうするかを一緒に考えていけたかなと自分では思っています。
こうして徐々にアルバイトさん、一緒に働くメンバーを理解していくと同時にこれからの課題が2点明確になりました。
①検証の工数削減と精緻性担保の両立
②アルバイト管理体制の確立
次回予告
今回はここまで。次回は、浮き彫りになった課題と待望の新卒入社について書きたいと思います!