
「-Jリーグがある日常-全クラブのホームゲーム観戦記」#06 藤枝MYFC編
2025.2.15 藤枝MYFC vs 徳島ヴォルティス 🏟️藤枝総合運動公園サッカー場
2025シーズン開幕!
いよいよ2025シーズンが開幕しましたね!
今シーズンのスタートに選んだのは藤枝MYFCでした。
大木武監督体制のヴァンフォーレ甲府で活躍したOBがスタッフとして集まっています。
あの頃の魅力的なサッカーが好きな者として一度は観に行きたいと思っていました。


テクニック

藤枝MYFCは一貫してパスを繋いで攻撃的なサッカーを信条としています。
この日もGKを起点としたビルドアップから攻撃を組み立てようとしました。
ただ、気になったのは細かなパスのズレでした。
「受け手の右足につけられれば」、「スペースへのパスが強すぎる」のような小さなミスによりチャンスが作れない。前進できない場面が目立ちました。
また、なかなかボールが落ち着かないのも気になりました。
唯一、ボールが落ち着いたのがボランチに入っていた松下佳貴選手のところ。
実際チャンスになった場面では松下選手を経由していたように思います。
松下選手にどうボールを渡せるかが1つポイントのように感じました。
サイドの攻防
両チームともシステムは1-3-4-2-1のような形でした。
サイドのマッチアップは自然と1vs1になる場面が増えました。
藤枝の左サイド・シマブク カズヨシ選手と徳島の右サイド・エウシーニョ選手の攻防もポイントだったと思います。
ポゼッションを主体とするチームにとってサイドの選手が対人で勝てるかどうかはチャンスを作れるかどうかに直結すると考えます。
その点で言うと、この日はエウシーニョ選手に軍配が上がっていたのではないかと思いました。
エウシーニョ選手は川崎フロンターレでも活躍したベテラン。
シマブク選手の仕掛けをことごとくストップし、カウンターの起点となる場面が目立ちました。
杉本太郎選手のクオリティー
前半を総括すると、立ち上がりは徳島が押し気味、半分を過ぎてからは藤枝がチャンスを作るシーンが多かったと思います。
それでも両チーム得点には至らず、0-0で折り返します。
後半も立ち上がりからホーム藤枝が攻勢を仕掛けます。
しかし、先制したのは徳島でした。
藤枝が右サイドの深い位置まで侵入しますが、スペースへ抜け出した松木駿之介選手がターンしたところを徳島ヴォルティス児玉駿斗選手が上手く奪い、カウンター。
児玉選手からパスを受けた杉本太郎選手が後ろからくるDFの股を抜いてターン。
ボールを運び、ジョアン・ヴィクトル選手へパス。
ヴィクトル選手が左足で振り抜いたシュートは不規則にバウンドしたせいもあってかゴールに吸い込まれました!
藤枝からするとチャンスの場面でのボールの失い方がもったいなかったプレーでした。
1点入ってからは徳島がゲームをコントロールしていたように見えました。
クオリティーの高さを見せた杉本選手や児玉選手、エウシーニョ選手がボールを落ち着かせながら、ボールも支配していきます。
75分には左サイドの深い位置でのスローインから一度ボールを失うも、奪い返し、途中出場のルーカス・バルセロス選手のパスを同じく途中出場の杉森考起選手が合わせ追加点を奪いました。
試合はこのまま0-2で終了。
アウェーの徳島ヴォルティスが開幕戦をものしました。

スタグル
今回の観戦は昨年なかなか食べることがなかったスタジアムグルメにもチャレンジしてみました!


どちらも美味しくて大満足でした🙆
今回は早めにスタジアムに到着していたこともあり、スタグルや中央広場でのステージも楽しむことができました!
個人的には今まで行ったスタジアムの中でも一番楽しめました!
また行きたいと思うスタジアムでした🏟️
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