コラム第28回:足の大事な要素「パワー」
(松)こんにちは! サポートスタッフの松澤です!
(松)このコラムでは鈴木トレーナー監修の元、スポーツ愛好家の方へ向けた内容を発信しています。
(松)前回は足を速くするにはどうすればよいかをお伝えしました。
(松)今回は、さらに足の重要さについてお聞きしていきます。
(松)それでは、鈴木トレーナー! 今回もよろしくお願いします!
(鈴)よろしくおねがいします!
足の大事な要素「パワー」
(松)前回は足を速くするトレーニングについてお聞きしましたが、足の速さにはバネと動かし方以外にも大事な要素はありますか?
(鈴)一番はなんといっても下半身の「パワー」ですね。いくら身体の動かし方がよくてもパワーなしに足を速くすることは難しいです。
(松)「パワー」ですか。具体的にはどういったことなんですか?
(鈴)パワーは簡単にいうと「力×速度」です。言い換えると筋力に「スピード」の要素が加わったものですね。
例を挙げると同じ100㎏のバーベルを持ち上げたとしても、それを「ゆっくり」持ち上げるよりも、「速く」持ち上げる方が速度が高いためパワーは大きいということなります。
同じ100kgの物を持ち上げているので、どちらも筋力(=力)は同じですが「速度」が異なるため「力×速度」であるパワーには違いが生まれます。
(松)なるほど! 筋力も大事だけど速度も大事なんですね!
そんな「パワー」ですが、スポーツにおいてはどのような状況で大事になってきますか?
(鈴)素早く動く、あるいは大きな力を必要とする場面で大事になってきます。
投げる時、打つ時、動き出し、走る時、ジャンプするときなどスポーツの様々な場面で必要となります。
(松)なんだかスポーツのほぼすべての場面で使いそうですね。一番大事だと仰っていたのがよく分かります。
では実際に、「パワー」を鍛えるためにはどうすればよいですか?
(鈴)クイックリフトとプライオメトリクスという2種類のトレーニングができると一番良いかと思います。
どちらもパワーを鍛えるためのトレーニングですが、クイックリフトは重い物を素早く持ち上げるのに対して、プライオメトリクスは自重で素早く動く(主にジャンプ系)トレーニングです。
(松)それらのトレーニングを行う際の注意点はありますか?
(鈴)パワートレーニングは正しいやり方で、量を上手く調整しないとケガをしやすいという特徴があります。なので自己流ではやらず、必ずトレーニング指導者に習いながら行ってください
(松)わかりました! 一人ではやらないこと! ですね!
(松)それではそろそろ今回のコラムを終了させていただきます。
(松)個人ホームページでは、より専門的なコラムに加え、鈴木トレーナーへトレーニング指導のお問い合わせもできます。ぜひご覧ください!
(松)それでは鈴木トレーナー! 今回もありがとうございました!
(鈴)ありがとうございました!
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